モンテとレッドウィングスの日々

モンテディオ山形、そしてパイオニアレッドウィングスをこよなく愛し続けています。

昇格への軌跡(その2)

2014-12-18 12:03:06 | モンテディオ山形
簡単に振り返るつもりが、
いざ書き始めると、
いろいろな思いがよぎって、
つい長文になってしまいますね。

悪い癖です・・・


さて、湘南に完敗した次戦の相手は水戸。

試合開始早々から、攻められる場面が多く、
何か、守備的にうまくいっていないことはなんとなく理解できました。

すると、前半早々に、比嘉がコバリョウと交代。
ええと、比嘉はケガ?
いやそれ以上に、コバリョウはどこに入るの?
と、スタンド周りはプチパニック。

で、少し試合が動いて、
なんと3バックになっていたことで再び騒然(笑)
いや、確かにコバリョウがピッチに入る時に3本指してたけど。

そんな付け焼刃で大丈夫か?
練習したことあるのかよ?みたいな。

しかし、試合はその後落ち着きを取り戻し、
なんと、後半終了近くに竜つぁんのゴールで勝利。
この試合ほど、監督力を感じたことはありません。


でも、いやぁ緊急避難としてはまずは良かった良かったと。
私は、すぐにまた4バックに戻すと思っていました。


しかし、この監督のドサクサ「英断?」が、
結果的に昇格をもたらしたのですから、
何が功を奏するのかなんてわかりませんね。

ということで、
この辺から「メイクドラマ」は始まっていたと。


しかも、
次戦が、天皇杯鳥栖戦だったということも、
コチラには最高の結果をもたらしました。

それは、
ターンオーバーを敷いたことで、
リーグ戦控えだった川西、ボムが奮闘し、確変し、
その後昇格の立役者となったこと。

また、この試合で延長の激戦を1-0で勝利したことにより、
3バックの手ごたえを掴み始め、
ハードワークによる、
前線からの連動したプレスという形が見え始めました。


ところが、冷や水を浴びせられるがごとく、
次戦の愛媛戦は、一転、
3バックの未十度を露呈することに。

3バック相手とのミラーゲームになってしまったことにより、
うまくギャップが作れなくなり、
焦りからか、
チームの決まり事が、悉くハマらなくなりました。
結果、0-4の惨敗。


また、ここでふりだしに戻るか・・・

しかし、
松岡は、コメントでこの試合の事を忘れてはいけないと、
臥薪嘗胆を誓います。


結果、
次戦京都戦は、ザキさんのゴールで凌ぎ、
栃木戦は、川西で追いつきドロー、
讃岐戦は4-0で完封勝ち。

さぁ、勢いをつけて連勝だ、
と臨んだ岐阜戦で、また躓きます。

前半から、優位に試合を進めるも決め切れず、
焦れて、足が止まった後半、相手に決勝点を献上。

またも阻まれた連勝。
歴史を繰り返すのか・・・


しかし、この敗戦から、後半のハードワーク、集中力の必要性が、
選手に浸透したと思います。


そして次戦、長崎戦は、
前半先制されながらも、
後半逆転という、今シーズンなかなかなかった逆転勝ちを収め、

その勢いで、
天皇杯準々決勝北九州戦は、
ハードワークからの、川西の決勝弾でベスト4入り、

次の岡山戦は、
未だ勝ったことがない相手ながら、
前半からのハードワークで押しまくり、
終わってみれば4-1と快勝で、
ついに今季初のリーグ戦連勝を飾ります。

しかし、
その勢いを継続させたかった、横浜FC戦は、
ボムの退場により、2-4で敗戦。
一気に3連勝とは行きませんでした。


なんでしょう、この気持ちのジェットコースター感は(笑)


それを払しょくしたのが、熊本戦。
ボムのWBの良さが出始め、
サイド攻撃の精度も上がってきます。
ザキさんの2ゴールなどで3-1で快勝。

この辺から、
神懸かってきた我がチーム。


福岡戦は、先制されるも、
ヤマちゃんで追いつき、
終了間際、ナカシの逆転ゴールで勝利。

磐田戦は、ハードワークが結実し、
格上相手に最後まで戦い切り、2-0でついに3連勝。

そして、自力PO入りが可能となった最終戦東京V戦は、
まさかの敗戦。
しかし、なんということか、
7位大分が逆転負けで、6位に滑り込みました。


この辺も神懸かっています。

で、その後のPO、天皇杯の奇跡の神展開は、
日本中の知るところとなりました。



こうして簡単に振り返ると(いやかなり長かった)、

水戸戦が、戦術のターニングポイントだったとすれば、
鳥栖戦が、ハードワークのターニングポイント、
愛媛戦が、メンタルを鍛え直すポイント、
磐田戦が、今シーズンの集大成、

ということになったのではないかと思います(まとめたにゃ~)。

しかも、結果論ではありますが、
終盤の敗戦は、
全てが次へ反省材料、発奮材料となり、
連敗なしで賭け抜けました。

例えば、最終戦も、
もし勝っていたら、4連勝でしたが、
そうなると、その後のPO、天皇杯を勝ち抜くには、
最終的に8連勝が必要になっていました。
そういう意味でも、あの敗戦は、
チームに一息つかせる結果になったのかもしれません(本当に結果論ですが)。


この辺は、なんというか神様恐れ入りましたと言うほかありません。


改めて、本当に凄いシーズンだったことがわかりますね。

ふぅ、簡単に振り返るのも疲れます。

このチームが、どんなチームなっていくのかについても、
思い入れがありますが、それはまた次の機会に(気持ちオフになっていなければ(笑))。
コメント
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