モンテとレッドウィングスの日々

モンテディオ山形、そしてパイオニアレッドウィングスをこよなく愛し続けています。

ギシさんの完全移籍

2014-12-23 22:22:36 | モンテディオ山形
昇格、天皇杯準決勝の直後は、

移籍については、慎重に、言葉を選んでいたギシさんでしたが、

この度、目出度く完全移籍となりました。

本当におめでとうございます。
そして、ありがとうございます。


結果論的に、ギシさんの移籍が昇格の原動力となった、
との分析は間違いないところですが、

それよりも大事なのは、
このチームに、戦うための違う血を入れてくれたことでしょうか。


これまで、
なかなか、仲良しチームの域を出ていなかったチームに、
(いや、仲が良いチームがダメだとは思いませんが)
煙たがれることを恐れず、
厳しい言葉を掛け続けてくれたことに、
本当に感謝です。


前にも、書いたことなのですが、
サッカーの戦術の落とし込みというか、
ピッチ内での修正って、試合が動いている中では、
なかなか難しいなぁと、常々考えていました。
例えば、野球ですと、タイムをとったり、
ボールデッドの時間がありますから、
ポジショニングの修正はやり易いです。

そして、
守備のポジショニングだったり、
攻撃のコンビネーションといった、
そういう決まり事とかの落とし込みって、
練習でなければ難しいというか、
練習でその辺は突き詰めてやるんじゃないのかい?
と思っていたところです。

そういう意味で、
ギシさんの厳しいくらいの意見、指摘というのは、
戦術を固める上では、とても大事なことじゃなかったかなぁと思います。

それが、即効性がないにしても、
ジワジワ選手に、チームに効いてくると確信したところです。


でも、
まさかこんなに早く、結果が出るとは・・・

改めて、感謝です。


とはいえ、
来年は、J1。
そうそううまくいくばかりとは限りません。
といか、うまくいかない事ばかりなのかもしれません。
非常に厳しい現実が待っているでしょう。

でも、
四つの呪文じゃないですけど、
チームが一つにまとまって戦っていく上では、
ギシさんの存在は、なくてはならない戦力になるでしょう。


ギシさんがいる限り、
J1でのジャイキリも可能だと確信しています!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

来年の観客動員について(その2)

2014-12-23 21:39:29 | モンテディオ山形
前回の昇格、
2009から3年間、あの時我々は、夢のようなJ1生活を送らせていただきました。

2009シーズンは下馬評を覆しての奇跡の残留を果たし、
2010シーズンはまさかの13位とモンテバブルを経験し、
その間J1のハイレベルな試合を見た観客が、
少なからず継続的なサポへと繋がっていったと思います。
特に女性サポの増加には多大なる貢献をいたしました。
(だって、初昇格前は、周りはおっさんばっかりでしたから)

そしてその頃は、「J1だし、この試合は負けても最終的に残留してもらえば」満足という構図。

スタンドに足を運び、負け試合でも試合後は「今日はフルのゴール素晴らしかったよね~、でも最後高原に決められちゃったなぁ~」なんて会話が聞こえた(ように感じた)ものでした。
試合に勝てなかった悔しさの中にも、上位チームを慌てさせたというプチ満足感を得られた感じでしょうか。

しかし、そのバブルも終息を迎え、
2011あたりは、さすがに負けすぎて、残留も風前の灯となると、
そこそこから「J1で負け試合ばかり見せられるより、J2で勝ち試合見てた方がいいんじゃね?」
みたいな話もあったとかなかったとかという流れもありました(少なくとも身内では(笑))。



それは、スタジアムに「何のために」足を運んでいるという事に繋がるのですが・・・



しかし、一度降格してしまうとJ2砂漠は思った以上に過酷で、
「勝ち試合を見たい」という安易な願いを満足させる結果には、
必ずしもなっていないのが昨年までの、いや今年の終盤までの3年間かと思います。


そこで、
J1に復帰した今こそ、
もう一度「スタジアムに足を運ぶ」意味を考える必要があるなと。
意味というよりは、心の持ち方ということでしょうか。

簡単に言えば、満足度の「ハードル」をどの高さに持ってくるかということですが。

J2で奇跡の昇格を経験してしまった我々は、
もしかしたら「強いチーム」であるような幻想を抱いてしまうのではないか。

もう少し足元を見つめて、自分のチームをリスペクトして試合を見る必要があるのではないか。


要するに、「負けを受け入れる」心の寛容さが必要ではないかということです。

そもそも勝ち負けは時の運とも言えます。
特にボールゲームは、安定性のない「ボール」を介在した勝負事であり、
特に運に左右されるスポーツと言えます。

そういった「運」を受け入れる寛容さが必要かなと。

ハードルが上がったままだと、
スタジアムに足を運ぶモチベーションがジェットコースターのようになってしまいます。

ちょっと、観念的になってしまったでしょうか。


もちろん、
だからスタンドでおとなしくしてろという意味ではありません。
スタンドでの表現の仕方は、人それぞれかと思います。
拍手もよし、声出しもよし、ブーイングもよし。

大事なのは、心の持ち方です。

試合後に、「チーム、選手は頑張った」と思えること。

自分は、
ここ数年そういう気持ちで試合を見れるようになりました。
試合中は、たぶん何か叫んでいると思いますが(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする