モンテとレッドウィングスの日々

モンテディオ山形、そしてパイオニアレッドウィングスをこよなく愛し続けています。

J1復帰の意義

2014-12-19 12:17:12 | モンテディオ山形
まだ、気持ちが浮ついている感じですが、
今回のJ1復帰について、
感じたことを忘れないうちに書き留めておきたいと思います。


ここ数日、
前回2008年と今回の昇格って、
いろいろと違うなぁと考えていました。


突然と言えば、前回2008年の初昇格も、突然の出来事でした。
前年を9位で終わり、監督が代わり、
新たな監督の目指した目標は「5位以内」。
開幕戦も鳥栖に競り負け、
なんとも冴えない船出でした。
(正直、私は開幕しても移籍してきた選手をロクに覚えきれていない程度のシーズンインでした(笑))。

ところが、あれよあれよという間に19節で2位まで順位を上げると、
その後は、ほぼ2位を保ち続け、そのままゴールイン(笑)
今年で言えば、松本山雅のような戦いぶりです。

そういう意味では、まさか昇格なんてなぁなんて思いながらも、
リーグ戦中盤くらいからは、少し心の準備は出来ていました。


しかし、
今シーズンは、突然も突然、
正直PO千葉戦に勝つまでは、
全く「昇格する」という気持ちはありませんでした。

PO決勝で、ザキさんんぼヘディングゴールで先制した時点でも、

「ほう、もしかしたら、このままいけば・・・昇格か?」くらいで、

まぁ、絶対同点にはされるわな、なんて斜め目線で応援しながら、
時間は進み、

次第に、「え?なに?守り切れば・・・昇格?」が、

「守ってくれ~!」となり、

試合終了の笛とギシさんのガッツポーズを見て、

「わ~~~~~、○◎▲※×□!!!!」みたいな(笑)

だって、
その1週間前の準決勝の磐田戦、
ATに入った時点で、
「いや、まだ何かあるかもよ」なんていいながら、
心の中では、「頑張ったよ、今シーズンはいい夢見させてもらいました」、
なんて心の整理を始めていたのですから。

山岸がヘッドで触れたところは見えたのですが、
皆が立っちゃったのと、ゴール裏の傾斜のせいで、その後が良く見えず、
ゴールしたと確認できた時は、
「??????、まさか勝ち越した??????ぎゃ~~~!!!」みたいな感じでしたもん。


例えになっていまぜんが、
よく、本番になって急に伸びる選手とかいるじゃないですか。
ソチ五輪の羽生くんだったり、ブラジルW杯のハメス・ロドリゲスだったり、テニスの錦織くんだったり。

なんか、急に「無双」になってしまう感じ。

そういう感じでした、
今シーズンのモンテは。
特に、リーグ戦残り7試合あたりからは。(実際5勝2敗でした)

なんか、他のチームにしてみれば、
「ちょちょっと、終盤まで眠っていたくせにズルいんじゃないか?」みたいな(笑)

だから、2008年とは全く喜びが違います。

変に浮かれていないというか。
いや、浮かれてはいるんですけど、
先の現実も見えているというか。
ま、一度J1経験しているというのもありますが。
(前回は、とりあえず上がっちゃったからいいよねって感じは確かにありました。)


よく、エレベーターチームって言われるところありますよね。
昇格、降格を繰り返しているという意味で。

イメージとしては、
札幌、湘南、甲府、大分といったあたりでしょうか。

あまり、褒め言葉ではないですね。

もしかしたら、ウチもそこに仲間入りなのかもしれません。

でも、財政力のない地方のチームは、
そういうことでも「アリ」じゃないかと思っています。

常に、J1を狙える程度のチーム力を有し、
タイミングが合えば、強かに昇格してくるみたいな、
そういうチームもいいんじゃないでしょうか。


で、経験を積み上げることによって、
いつかは、仙台、新潟、大宮(今回落ちちゃったけど)、鳥栖のように、
定着できるチームになる可能性もあるんじゃないかと思います。


今回も、勉強してきましょう。
J1という、「英徳学園高校」に入った牧野つくしのように、F4目指して。(ちょっと何言ってるかわからない)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする