モンテとレッドウィングスの日々

モンテディオ山形、そしてパイオニアレッドウィングスをこよなく愛し続けています。

山形のJ1復帰について

2014-12-10 12:13:09 | モンテディオ山形
昇格の歓喜から3夜明けて、
少し落ち着いたところでしょうか。

・・・いや、全然落ち着いていない。

土曜日の、天皇杯に向けて気持ちを改めるためにも、
昇格ネタはとりあえず封印したいのですが、
気になるネタがいろいろあったので。



昇格については、
余りにPOの準決勝、決勝が劇的過ぎたので、
各方面から賞賛の嵐なわけですが。


ふと、冷静になってみると、
某マスコミも書いていますが、

J1はいばらの道。


そうですよね、
前回は2位で昇格できましたが、
今回は、6位からの昇格。
言ってみれば、「枠外からの、飛び賞」昇格ですから。

しかも、過去3番目の昇格枠は、ほとんど(全部?)即降格ですし、
ここ2年のPO勝ち抜けの2チーム(大分、徳島)もダントツで降格でした。

そういう意味では、山形を見る目も当然厳しくなりますね。


さらには、
そういうチームを生みだしているPO制度についても、
いろいろ言われています。
前のような、入替戦にしたらとか、
J1の16位も入れたPOにしてはどうかとか。

それは、制度を作る側の事情なので、
なんとも言えませんが、
J2のモチベーション、
さらには、Jリーグ全体の活性化という意味では、
あっても良いのではと。
今回のPO決勝も盛り上がりましたし、興行的にもアリかなと。
(H&Aではなく、一発勝負というのもドラマチックですし)

そもそも、3位昇格が問題なんですから、
3位が昇格しても6位でもまぁ同じではないかと(笑)
(しかも、実績的に2回も6位昇格という下剋上も発生してます・・・(汗 )

加えて、
J1経験チームがJ2に増えていることで(それはそれで盛り上がりという意味ではいいことですが)、
今後J2は、上位と下位の差が大きくなる可能性もあります。
中位以下の、昇格未経験チームにとっては、
POがなくなれば、ハードルがまた上がってしまう事になります。

ただ、3位昇格チームがダントツ弱いのは紛れもない事実なので、
その辺を覆すためにも、
山形は、来年結果を出す必要もあろうかと思います。


また、今回のPOを経験して分かった事は、
この異常な雰囲気で、
フィジカル的にもメンタル的にも、実力を出して勝ちきることができなければ、
J1で闘うなんてことは難しい。

そういう意味では、
磐田も千葉も、戦力はJ1に一番近かったけれども、
J1で闘うには、何かがちょっと足りなかったという神の啓示かもしれません。

それは、相手を舐めていたというよりも、
実力的に、普通に試合をすれば、普通に勝てるだろうという「空気感」だったと思います。

場面場面の技術では、完全に相手(ウチ)を翻弄していましたが、
それをチーム全員で、90分間出しきっていたかといえば、
もしかしたら少し違っていたのかもしれません。


磐田、千葉にとってみれば、
予想される、いや予想外の最悪の結末となってしまったのは、
当事者としても沈痛なところですが、
勝敗の綾とは、かくにも非常なものなんでしょうね。


これを、ウチも含め3チームが、いかに来年に繋げていくかですね。

ウチは、PO昇格全滅の汚名を晴らすために、
磐田、千葉は、ダントツで自動昇格を勝ち取るために。
コメント
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