これなんだと思う?
と、2歳の子に聞いてみたら「りんご!」と答えてくれました。
これは、左はネクタリン、右はリンゴです
色も大きさも似ているので、もしりんごの芯がなかったら難しい。
桃だったら、表面に毛が生えているけれど、ネクタリンはリンゴと同様にツルツル
そこで、匂いを比べてみたり、触った感じ(硬い、柔らかい、ツルツル、ザラザラ、チクチクなど)を比べてみました。
1歳、2歳だと上手に言葉で説明はできないけれど、感覚的に違いを感じられたと思います。
今回はちょうど良い熟し加減で、どちらもいい匂いがしました
3、4歳くらいになると「どうしてリンゴだと思ったか」などと聞いてみると、その子なりの答えが得られると思います。
また、「バナナとりんご」など、明らかに形の違う物から始めて、袋など中身が見えない状態で、「バナナはどっち?」とか「バナナ取れる?」と聞いてみるのも面白い遊びです。
取れた時は「見てないのに、どうしてこれがバナナだってわかったの!?」などと、少し驚いたリアクションをしながら質問すると、説明できる年齢の子は その子なりの答えを教えてくれるし、まだ説明できない子もニコニコした表情をみせてくれます
シンプルな遊びだけど、様々な感覚を使い、それを言葉として表現する、または大人からその表現の仕方を耳にする、自分が思った意見を伝える。幼稚園生くらいになると、友達とクイズを出し合ったりすることもでき、大人や友達とのやりとりから社会性を学ぶ練習にもなります