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今日は母の日です。
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友達が私の母にもお花をくれました
実は今日カナダへ戻る予定でしたが、昨日6月下旬に変更したところです
会った人には話しましたが、なんで日本にいるんだと疑問の方もいたと思います
健康に気をつけており、昨年の健康診断ではどこも異常なしの『健康』と診断された母が
半年前にすい臓癌の末期と告知されました
病気は5~10年前から始まっていたそうです
小柄でフットワークも軽く、元気な母は私にもいつも元気をくれる存在だったので、
聞いた時はショックでショックで・・・・・
Paulの家系も私の家系も 癌に縁が薄かったので、今まで身近に癌を感じる事も正直少なかったのに
1年でこんな事態になるとは、結婚した頃は考えてもいませんでした
丁度Steveも病気と闘う時期だった事や、子供達はそれぞれの生活をしっかり送って欲しいという両親の願いもあり、
ずっと父と母とで病気と向き合って頑張ってきていました
私もそうですが、前向きな方を信じて毎日頑張っていたんだけど、薬の副作用もあって、
3月頃からだんだんと体力が落ちてきたのを感じていたようです
めったな事じゃ弱音をはかない両親ですが、もし帰って来れるようだったら手伝って欲しいと言う事で
もちろん喜んで、4月はじめ、私の元気を届けに帰国しました
私の両親はとても仲が良く、お互いを尊敬し合っていて、私自身にとっても夫婦の、そして人生のお手本的な存在でもありました
カナダにいても 毎日メールやインターネット電話を通じて話をしていましたが、
帰国すると安心したのか『夢みたい』と泣いて喜んでくれたのを今でも覚えています
実家は千葉なのですが、父の会社が大阪のため、母もよくここへ遊びに来ていました
病気が発見されたのが大阪と言う事もあり、こっちで闘病生活をする事に決めたようです
そして、両親ともの希望もあり、入院ではなく自宅から週1度の通院という形で生活していました
帰国して両親の様子を見ていると、もちろん弟達も時々遊びには来ていたようですが、
『あ~今まで二人でこうして支えあって頑張ってきたんだなあ』と思うと切ない気持ちでいっぱいでした
これからも二人でカナダにもまた遊びに行こうなど、色々と計画を立てており、私もPaulも楽しみにしていました。
私自身もSteveの時以上に色々と情報を集め、良いと思われる事、元気になりそうな事は実践してきました。
母に対しては『がんばって』というのは可哀相なくらい 本当に体も心も頑張っていたので、
心配や不安、不快感を少しでも軽くしてあげたいとそんな想いの毎日でした
そして沢山の人から難病や末期がんを克服した人の話も聞き、本当に心の底から奇跡を信じました
今日は母の日なので、そんな病気にも前向きに闘っている母を紹介しようと思っていたのに
実は先程 亡くなってしまいました
今、何をしていいのかよくわからない感じです
まだ信じられません。昨日はたまたま本屋で介護の本を手にとり、
ベッドに寝たまま髪の毛や体、足を洗ってあげました
お通じの関係もあって少し体調が辛そうだったので、なんとなく朝まで一緒に私も隣で寝ていました
食がだんだん細る中でもフルーツはおいしいようで、毎日グレープフルーツを絞ったジュースや
パイン、苺、キウイなどを少し食べてくれていましたが
ここ2~3日 吐き気が強く、食欲が落ち水をやっと飲むようで、衰弱を心配しながら様子を見ていましたが
看護士さんに教わって摘便をしてお通じを解消したりと、
体の毒素をどんどん出している感じだったので、本気で『悪いものが出てくれたら今度はいいもの少しずつ
また体に入れていって、何年かかってもいいから ゆっくりゆっくり回復していこうね』と
ついさっきも話していたところです
そして体調が少し落ち着き、数日ぶりに『グレープフルーツのジュースが飲みたいな~』と言ったので
作って飲ませてあげました
『おいしいね~』と喜んで飲み ついさっきまで会話をしていました
でも便秘が続いていた為に排便などで体力を消耗したせいもあってか
今朝から呼吸が少し辛そうだったのと、いつも温かい手がお昼頃から冷たくなってきて、心配だったので『病院に1度行って、少し体調を整えてもらったら また帰って来ようね』と救急車を呼んで病院へ向かいました
ところが その途中で心肺停止になってしまったんです
意識が少し朦朧としていたので、びっくりしちゃったんじゃないかなあ。。。
ついさっきまで『また戻ってきて、ゆっくりゆっくり元気を取り戻そうね。お父さんとまたカナダにも行きたいね』と話していたのに
本当に信じられません
お医者さんは治る見込みはO%とは言ってたけれど、それでも生き続けている人も沢山いるし
母自身、癌はあっても消化機能もしっかりしてるし、汗をかいたり、
熱が出たりと病気に対して免疫力もしっかり働いていました
骨がわかってしまう程痩せてしまっても、本当に頑張り屋さんで強い女性でした
だから 私も心から回復を信じていて、ちょっとだけ元気を補充にと病院へ行くつもりが
帰らぬ人となってしまうなんて、父も私も信じられません
今実家から弟達も向かっています
今日はみんなで側にいてあげます
自分の心拍なのか、体にさわるとまだ呼吸をしているような気もするし、やっぱり信じられません
1ヶ月さらに滞在をのばし、その間に少しでも快方へ向かってくれたらと思う毎日でした
まだ実感もなく、何をしていいのかもよくわからない感じです
でも4月から帰国して 毎日一緒に過ごせた事は本当に 本当によかったです
生々しいお話ですみません
お母さん、私を産んで育ててくれて 本当にありがとう
お母さんと出会えた事に心から感謝します
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☆私の自慢の両親です☆
昨年の私の結婚式で カナダにて
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今日も読んでくれてありがとうございます☆
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