☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

カナダの幼少教育に触れてみて

2021-02-28 | 子供の発達関連
教える側として、日本の教育はちゃんと学んでいないので、誤解があるかもしれませんが、自分が受けてきた教育環境や、現場で働く友達の話などから感じることは
「作成されたカリキュラムに、子供の成長を合わせていく」のが日本式なのかなと感じます。

幼稚園だと、年長さんだからこれをできるようにさせないと。親も先生もプレッシャーになってしまうことありませんか。

でも、発達は個人差があるから、そこにスムーズに追いつける子もいれば、時間がかかる子もいる。

私はカナダの0歳から12歳に関われる幼少期の教育分野に関わる事を学んでいる所ですが、その中で良い考え方だなと感じた事は

「子供の発達や興味に合わせて、カリキュラムを作成する」という考え方です。

そのために、大人には何が一番必要か。

それは「観察力」

その子は、何に興味を持っているのか
何に困っているのか。

なので、カリキュラムは変動して良いのです。
マニュアルに子供を合わせて進める必要はないのです。

カナダの幼少期の教育方針には フレーベル、モンテッソーリ、レッジョ エミリア、シュタイナーなど、子育て経験のある方は名前くらいは聞いたことがあるかな〜という方も多いと思いますが、それらの教育方針が基盤になっているようです。

そして、これらの教育に共通しているのが「観察」

ぼーっと見るのではないですよ。
その子が何に興味を持っているのか、何をしたい/したかったのか。
何に困っているのか。
つまずいた原因はどこにあったか。その子の中にあるのか。環境にあるのか。伝え方にあったのか。
などを客観的に見ることです。

そして、子供に対応する時に まず心得て置くと良いのが
「共感力」

また発達とは、言葉や認知力だけでなく、身体的な発達、社会性や情緒の発達 全てが大切な事。でも人によって、分野毎によっても得意不得意、発達の速度は異なるので、〜歳だから全てバランス良くこのカリキュラムができるはず。
というわけには行かないのが現実ではないでしょうか

だから、大人が周りと比較して優劣をつけるのも可笑しな話。 

また、育った文化や環境によって、重視される習慣や事柄も異なる為、生活スキルや学力も、必ずしも自分が受けてきた教育や習慣が常識とか、できて当然の事と思ってしまうと、多様性への理解も乏しく、視野が狭くなってしまいます。

複数のお子さんを見る場合は、それぞれのお子さんを理解するために、発達や文化背景の予備知識も必要になりますが、親御さんがお家でできる事としては、お子さんをよく観察をすることで、その子が得意とすること、苦手とすること、またそれぞれの発達段階を少し知っていると、いわゆる大人的にはトラブルに感じる事も、実は成長段階で大切な過程であり、周りの大人がその事をどう導いてあげるかによって、その子が今 困っている事に対しても、成長と共に自分で解決できる力を育てることができるんですね。

なので、普段の遊びや、お友達との関わりも、よく観察してみると、その子にとって、どんな遊びが興味を伸ばし、困っていることの成長を促進させるか見えてくるし、創造力のある方なら、その子の興味や発達に合う遊びを考えて お子さんの成長を応援することが可能になります

子供って、本当にすごいです。
言葉の表現力は大人程なくても
一人の人間として、考えてること、感じていることもきちんとあります

でも、大人のように要領よくはできないし、視野も狭いし
まだ未発達な事も沢山だから、1つの事にしか集中できなかったり
忘れてしまう事もあるし、勘違い暴走する事もよくあります

時間はかかるけれど
大人になるまでに(かなりの長期戦です)
自分自身の存在に自信が持てて
自分でベストな策を考えて、解決/判断できる力
周囲の状況や気持ちも考えられる力
が、育ってくれたら嬉しいですよね
そんな大人達が作る社会は素敵な世界になるように思います

こういう人材を育てられるのに、それぞれのご家庭と、学校や預け先の環境で、個人の成長に寄り添える存在がいる事は大きいですよね

私もそういう存在の一人でいられるように、これからも日々精進しようと思います


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粘土遊び

2021-02-27 | デイケア
粘土って、色々な遊び方できて面白いですよね

まずは自由に触ってもらって、自由に遊んでもらっています。

様子を見て、こんな事もできるよといくつか見せてあげると、真似っこしたり、じーっと見てくれたり。

例えば
お団子を作るのを見せると、見よう見まねで同じような動きをしてくれます

丸める動作を見せながら、半分にして丸め、さらに残りを半分にして丸め。。を繰り返して。粘土はちぎって遊ぶこともできる。
こんな風に丸めて並べると、段々小さくなっていく様子を見てもらうこともできます
「大きい」「小さい」を言葉に合わせて見せたり「だんだん小さくなる/大きくなる」繰り返していくと、視覚からその感覚が伝わるし、発語のタイミングと重なると「大きい」「小さい」が言えるようになります


今度は蛇さん作りで、どんどんどんどん長〜くした物を作り、端を切って
「長い」「短い」

さらに

グルグル。グルグル。

これらのツールも使い方を見せると、興味を持ってくれました

長くした粘土は 
手で引っ張っても切れる
スケッパーを使っても切れる
そして、ハサミを使っても切れる

ハサミは、粘土用だと手を切るリスクが低いので、はさみの持ち方や刃先を向ける方向、使い方を練習するのに良い小道具だと思います

粘土板の凹凸を使ってお団子をギュッと上から押し付けると、絵がプリントされるのも 夢中になってくれました

粘土は色々な感覚やスキルを身につけるのに とても便利な遊び道具ですね
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3Dペンを使って

2021-02-26 | 子供の工作
寒さの中に、日差しの暖かさや、春が近いような雰囲気が出てきました

長男は時々部屋にこもって、3Dペンで何かを作っています。
出来上がるまでは秘密で、完成すると見せに来てくれます

釣竿。 4本目かな?? ちゃんと針もついていて、巻けるので、小さい魚なら釣れるかも!?


これは、水の中に入れるトラップ。 友達も一緒に釣りに行った時など
遊んでいる間に、ここに魚が入ってくれたらいいな。という思い出作ったそうです。

写真だと見えにくいかもしれませんが、入ったら出にくい構造になっています
アイスフィッシングで、試してみたそうですが、うまく着地しなかったようで、さらに改良が必要だとのことです。

バレンタインやクリスマスには、可愛いブローチを作ってくれました。

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小さい子サイズ

2021-02-24 | 子供の工作
1日2回は掃除機をかける私。
それでも床には小さなゴミやホコリがあるのよね。。。

ちょっと気になるとクイックルワイパーで、ささっと床を掃除するのですが、お預かりしてるお子さん達も、それを真似するのが好きで、これを目にすると、使いたがってお部屋をお掃除してくれます

でも、棒が長すぎて、使いづらそう。。短いのはないかなあとずっと探していたのですが、近所では見当たりません

そしたら、ダディ君が「切ったら?」と提案。
え?切れるの??

そしたら、長男がワイヤーカッターで切ってくれまして

小さなお子様達用の短いクイックルワイパーを作ることができました。

サイズぴったり。
部屋の角で目につく場所に置いておいたら、お掃除してる〜。そんな姿も可愛い

小さいチリトリとホウキも近所の$1ストアへ買いに行ったのですが、まさかの売り切れ。。

世間は掃除ブームなのか!??
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シャチ

2021-02-24 | 子供の工作
私がお預かりしているお子さんと絵の具でお絵かきをしていたら、次男も「僕も描こうかな」と何やら描いていて見せてくれた作品

シャチと、ベルーガとイルカ。

このシャチがとても躍動感があって、いいなと感じました
楽しそうに笑ってるベルーガとイルカも可愛い。

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メイプルトフィー

2021-02-23 | 食事&レシピ
休校だった日。
子供達からのリクエストで、メイプルトフィーを作りました


私は卵焼き用のフライパンを今回は使いましたが、小鍋でメイプルシロップをグツグツ煮込みます。

そして雪の上にたらす

端からアイスクリーム棒などを使って、クルクル巻いていきます

出来上がり。 

我が家は「ダーク」(数年前までの「アンバー」)という濃さのメイプルシロップを使っています

美味しいよ〜。


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のっぽの雪だるま

2021-02-23 | 子供の工作
ブログが更新できないなあ。。と思っていたら、何だか仕様が変わっていました。

月曜日は、朝起きたら雪で休校のお知らせメールが来ていて 学校がお休みでした。

今週は気温が0度前後まで上がっていて、サラッサラのパウダースノーが、しっとり雪になっていて、あっという間に雪だるまができます

長男が、雪玉を3つ重ねてから手袋をした手で、サササーっと削りながら形を整えて
可愛らしい雪だるまを作りました。身長も長男と同じくらい

フロントヤードにも 
こちらは少し背が高く、私くらいの身長。

以前作った雪だるまは、その後気温がぐっと下がり、さらに固まってずっと残っていましたが、今回は気温が高いからか、しばらくしたら、どちらも倒れてしまいました。残念。


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火星に無事着陸

2021-02-18 | 日常の出来事
10月頃に、ブログでも紹介した火星探査機Perseverance roverが 無事 火星に着陸しましたね!

2020 Mission Perseverance Rover

長男が学校の帰りに、今日だよ!と教えてくれて。
学校でも中継を見たようです。 着陸したのは、カナダ東部時間の午後4時頃だったので、学校で見たのはシミュレーションだったようですが、家に戻ってきて、ほぼライブにて、NASAのYou tubeに出ているLive映像で私達も見ました

かつて水があったとされる場所から、生命の痕跡が見つかるか。
その結果が出るのはだいぶ先のようですが、わくわくしますね〜。


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開けて、開けて、また開けて

2021-02-17 | デイケア
お預かりしているお子さん達が、ジッパーを開けたり、閉めたりするのが上手になって、布絵本のこの部分に小物を入れておくのですが


今日はこんな物も用意してみました

随分前に使っていたバッグ。 だいぶボロボロですが、一応お洗濯済み。

この中に、バッグの中にバッグ形式で、ジッパーを開けていけるようにしてみました


最後は小物を入れて。2回目はその小物を変えてみました。 触感が変わるので、それも面白いかなと思って。

遊び方は、お子さんの目の前で、ジッパーをゆっくり開けて、中に何かが入っている部分を見せます。

興味を持ってくれたら、ジッパーを一度しめて
「開けていいよ」とバッグを渡すと、自分で上手に開けて、中を取り出してくれました。

そこにさらにジッパーが付いていることに気がつき、それを開けたら、また中に何か入っていて、ジッパーが付いている

別の時間帯で2人のお子さんに試してもらいましたが、2人とも3つ目が出てきたときの反応が良かったです

やり方がわかると、どんどん、どんどん開けていきます。そして最後に小物にたどり着く。

逆は全部はできなくて、お手伝いしましたが、小物をポーチに入れて閉めていました。

家にあるもので、できるし、小物や袋を変えてたり、増やしても楽しいと思います。

私は1歳と2歳のお子さんに試してもらいました

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アイスフィッシングに同行

2021-02-16 | 日常の出来事
今朝は3連休明けで、気合を入れて少し早めに起きたのですが、何と!学校が休校(地域全域)
なぜ?雪?? 外を見たけど、そんなに降ったかな。。。。と一瞬思いましたが、結構積もっていました。

夕方、除雪車が来て、隣の家の人がちょうど雪かきをしていたから、気を使って少し避けてくれたのか、隣と、我が家は除雪車によって押し寄せられた雪が少なかったんだけど、お迎えの家が、60cmくらいに山が出来てて。。。どう逆立ちしてもドライブウェイへの出入り不可能だし、あれどけるの機械ないと、かなりしんどい。。
我が家は長男が朝も夕方も雪かきしてくれたけど、今日は大変だったと言ってました。本当にありがとうねー。

ファミリーデーは、子供達それぞれに、やりたい事リストを上げてもらい、私も提出課題を日曜日に出し終えたので
この日は久しぶりに1日子供達のペースで過ごそうと決めました

長男はもちろん、アイスフィッシング
行ってみましたよ〜。

ゴリゴリゴリゴリ。。こうやって穴を開けるのね。次男は寒いし、釣れないとつまらない。。と、ごねましたが、
ヒートテック2枚、長袖2枚、フリース&胸まであるスノーパンツ&ウィンタージャケット、下はヒートテックタイツにホッカイロを貼り、あったかいズボン3枚履いて、スノーパンツ。細身だから、たくさん重ね着できたけど、かなり身動きしんどかったみたい。
でも、防寒としては ばっちり!

私も寒いの苦手なので、ヒートテック2枚、厚手のカーディガン、ウィンタージャケット、ヒートテックタイツ2枚+あったかいズボン、厚手靴下2枚。何とか耐えられました。 お尻にホッカイロ、オススメです!椅子に座った時暖かい。ブーツはキツキツだったけど、足の裏に貼り付けたホッカイロもやってよかったです。


あと少し。分厚い氷です


夏場は水の上である場所を普通に歩けるって不思議な感じ。
大昔海が凍っていた時代も大陸をこうやって歩いて渡ったんでしょうね(距離が全然違うけど。。。)


水中カメラの映像も初めてみました。いるのよ〜!魚! 時々突きに来るの。
あ、くわえた!という瞬間も見えてね。

でも残念。。。釣れませんでした。
開けた穴も、少しずつ凍ってくるんですね。。


これは、誰かが捨ててしまったのでしょうか。。凍りついてとることもできないんだけど、釣ったけどいらないからと捨てたのなら
魚に対してひどいなと感じます。

秋に長男がトラウトを釣りに行った先では、大きなサーモンが、お腹を切られて(しかも綺麗に)駐車場に放ったらかされていたそうです。綺麗な状態で落ちていて、誰かが持って帰ると思ったのでしょうかね。。。恐らく、イクラだけを狙ったのかなと。象牙を目的で象を殺してしまう人と同じ。 釣って必要ない分は、また水に戻したらいいのに。

次男はコネクトスポーツというゲームをみんなでやりたいとのことで、家に帰ってそれでしばらく遊び、締めは、モノポリー。

今回は、長男がすべての不動産を買い占め、圧勝でした

子供達、楽しい1日だったとの事です。アイスフィッシング、昨日みたいに風が無い日であれば、外の空気も気持ちがよくて、2時間マックスなら、また行ってもいいかなと思いました。


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バレンタインクラフト

2021-02-12 | デイケア
1歳のお子さんが楽しめるバレンタインクラフト何がいいかな。。。と考えて

こちらで遊んでみました

この枝は、普段から自由に触って遊べるように、貝殻や石などと一緒に置いてある物なんですが、ちょうど握るのに良さそうな太さだったのでそこにキッチンペーパーを折りたたんで、輪ゴムで止めました

別紙に、道具の使い方を見せて
ハート形に切った画用紙に、自由にポンポン色付け。

絵の具の色も、その子が手にした色をパレットに出して、好きなように使ってもらいました。「私がポンポンポン」と言うと、そのお子さんもそれっぽく真似してくれました

シール貼りも好きなので、出来上がったハート形を画用紙に貼り付け、好きなシールを、好きなところにペタペタ。お歌を歌いながらペタペタペタ。
重ね貼りも好きです。




裏型には、手形を押しました

1月はとーーーーーーーーーーーても長かったけど、2月は もうすぐ中旬とは!!
早く感じます。

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小学生向けマインドフルネス

2021-02-11 | 学校関係
子供達が通う学校では、マインドフルネスと言うのを取り入れています。
オンラインの時も、次男のやる事リストに時々入っていました。

長男のクラスは毎朝取り入れているそうです

やり方もいくつかあるようですが、ポイントは「呼吸に集中すること」で、頭の中にある雑念やストレスなど 執着してしまってる思考を解放する事で、集中力を高めたり、気持ちを安定させたり、寝る前にやると睡眠の質が上がる効果が期待できるとも言われています。
睡眠を改善したい私は寝る前に少し取り入れています。

長男のクラスではGo noodleというウェブサイトを使って、毎朝2種類ビデオのガイダンスに合わせて取り組んでいるそうです
興味のある方はご参考に。ビデオの種類は沢山あります
Rainbow Breath - Flow | GoNoodle

こちらは、緊張した体や心をリラックスさせるために、最初に全身を氷のようにかたくし、ビデオのガイダンスに沿って体を少しずつ溶かす(リラックス)させていくビデオ
Melting - Flow | GoNoodle

次男のクラスは手を使うそうです

こんな感じに、親指から反対側の指を使って、ゆ〜っくりと、順番に指を登って下りて、登って下りて。。と小指まで行きながら、吸って、吐いてをその動きに呼吸を合わせて行くそうです

感情のスイッチが入ってしまた後だと、この動作を自分でやろうと言うところまでコントロールできていませんが、方法として知っている事、時々取り組んでいる事は、成長に合わせて 気持ちのコントロールにもつながってくれそうな気がします

先日面白いと思ったのが、サイエンスの時間に先生が見せてくれたビデオが、次男のドツボにハマり、大爆笑していたそうなんです
その後の別の授業でも、それを何度も思い出しては、吹き出して笑いそうになる所を、さすがに学校の授業中ではダメだ。。。と、次男なりに思ったようで、自分の席で何度もこのマインドフルネスを取り入れて、彼なりに必死に笑いのツボを脳裏から剥がそうと努力していた様子。 放課後、そのビデオが面白かったと笑いながら話してくれたけど、爆笑しながらで私は全くツボがわかりませんでしたが、そういった使い方もあるようです。

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多様性

2021-02-10 | 日常の出来事
「多様性」話題になっていますね。

私自身、多様性についてちゃんと考え始めたのは、ここ2年くらい。

育った社会環境、家庭環境、信じる対象、生まれ持った気質や特性によっても、考え方、価値観は十人十色なので
完全にBias (バイアス:偏見や先入観)なしで、人を見るというのは、なかなか簡単なことではないはずです。

オリンピックに関するM氏の発言には、私も耳を疑いました。
このご時勢に 何をおっしゃられているのかと。。。

でも同時に、今まで何となく「多様性:ダイバーシティ」という言葉は聞いた事あるけれど
本当の意味をよく知らない/その考え方ができていない人達が沢山いる事に
自分自身はどうだろうかと
向き合ったり、気がつく良いきっかけになったんじゃないでしょうか

私自身も多様性について考える前までは、なんとなーく発言に違和感があっても 聞き流していた事も沢山あります。自分自身も先入観を持ってしまった事もあります。 
日本で仕事をしていた環境を思い出すと。。。バイアスだらけ。。

どう言ったことが、偏見や先入観に基づいて発言されているのか、あまりピンと来ない方は
日本の特にトーク系のバラエティ番組をみると
よくわかりますよ。

男は〜だから もしくは 〜なのに。。
女は〜だよね
母親っていうのは
父親っていうのは
独身だから。。
同性愛者だから。。
若いから。。
年寄りはさ
ハーフだから
外国にすんでるから
〜宗教だから
カナダの人は。。

のように、自分が持つ感覚の物差し、自分がそうだと思っている価値観を、あたかもそれが「一般論」のように発言してしまうこと。それを基に相手を判断してしまうこと。これらは多様性を無視した発言や考え方になります

これらはあくまでも「私見」だし、偏見や先入観を持って勝手な判断をしてしまう上に、さらにそれをメディアに通してしまうと その偏見が「そういうものか」「こういう事言っていいんだ」と勘違い拡散させてしまってる事もあると思います。

以前ブログに書いたファミリーマートの「お母さん食堂」や、
最近見かけた千葉県のボスターにある『ママ見てね スマホじゃなくて ぼくの顔』の事がニュースで取り上げられていましたが、いい事だなと私は思いました。

これがなぜ、バイアスになるのか。
考えるきっかけになっていると良いですよね

これも偏見かもしれないけれど、若い世代の方が 多様性を理解している人達が多いのかな。。と感じます。 今は学校でも勉強するのかもしれませんね。
そう、私の世代や、それ以上の世代は、こう言った事について深く考える機会があまりなかった人達が多いのかもしれません。

世界の代表者達と接する機会のある国の代表者達から、あまりにも偏見に満ちた、共感力のない発言にはまさに驚愕でしたけどね。

カナダは移民国家なので、育った環境も文化価値も十人十色です。
そういった環境の中どうしたらお互いが孤立したり、不快感なく過ごしていけるか
そこには「多様性の認識と理解」は必須です。なので、学校では先生方も勉強されているはずだし、子供達も小さい頃から差別や偏見を持たない考え方を学んでいるはずです。少なくとも公立の学校、幼稚園、保育園では。 
でも、カナダでも多様性という考え方を持っていない方、受け入れられない方、ご家庭があることも事実なので、例えば、家族間であっても温度差が生じることもあるでしょうね。

今M氏の発言をきっかけに、大きな話題になっているようですが
『話題になっている=多くの人達が多様性について考えるきっかけになった』
と思うと、M氏の特にご家族にはお気の毒な感じもしますが、今回の事が多くの人達が多様性について考えるきっかけになったとしたら 別の意味での「代表者」としての貢献は大きい?!かもですね。


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登校再開

2021-02-09 | 学校関係
昨日から学校の登校が再開しました。
クリスマス前と同様に、建物の使える限りのドアを使って、できるだけ生徒達が使用する出入り口を分けたり、校庭をゾーニングして、できるだけクラスメイト以外との接触する機会を少なく。建物内では食事の時以外は低学年もマスク着用。
私物は極力持ち込まない。

今までは、外では2mのソーシャルディスタンスを保てる場合はマスクを外しても良かったけれど、そこはルール改正で、外で離れていてもマスク着用になったそうです

みんながそういったルールを守って、体調不良の際は自宅で過ごして、を徹底する事で、感染を最小限に抑えられるわけですが。。

中には、協調性を見せられない生徒達もいるようです。

その理由が、どこにあるのかは、その生徒それぞれにあると思います。

長男のクラスにはいないそうですが、同学年の別のクラスには先生がいない食事の時間に、わざとマスクを外した状態で大きな声でしゃべったり、机に乗っかったりする子達が数名いたそうで、校長先生から指導が入ったようです。

注目されたいのかな。。。。高学年だし、別の形で自分アピール探せないかなあ。

次男のクラスには、日頃からちょっとソーシャルスキルに問題のある子がいて、今日はその子が次男を含む複数のクラスメイトに対し、至近距離まで近づいてきて、マスクを外し、大きな声で「誰か僕とサッカーする人!」と言ってきたそうです。
担任の先生が気がついて、すぐにやめさせたようですが、もしも、この子が感染していた場合、故意にうつしたことになってしまうわけで。。次男がウイルスを持ってきたら、家族中、そしてお預かりしている子とそのご家族。。と、どんどん広げてしまうんですよね。

もしかしたら「アテンションが欲しい」だけなのかもしれませんが、「感染防止のルールを守ってこその登校再開」なので、守りたくないのであれば、オンラインクラスに変更した方が良いような気もします。 でもそれが、子供の意思に反しているのであれば、学ぶ権利を奪うことになってしまうのでしょうかね。

私はその子の家庭環境を知らないので、現状はわかりませんが、もしその子がご家庭で、自分のやりたい事、気持ちを受け止めてもらえない、認めてもらえない、無視されている。。。仮にそういった家庭環境だった場合。。。この子にとって学校へ来ることは精神的な救いにもなるのかもしれません。 

もし、そういった精神的な問題を抱えているのであれば、言動を注意した所で、きっとまた同じ事を繰り返すし。。
学校でも注意されてばかりだとしたら、学校もつまらなくなっちゃうよね。

次男の話を聞く感じでは、クラスメイトの信用を失ったり、嫌がる事をよくする子のようだけれど

「僕のこともっとみてよ!」「僕、こんなすごいんだよ!」「僕の話もっと聞いてよ!」もしかしたら、言動の裏側にこう言った「満たされていない認めて欲しい気持ち」が潜んでいるのであれば、逆に その子が頑張っている所、すごいなと思ったところ、いいなと思った所を小さな事でも良いから その子に伝わるようにしていく事で、良い方へ変わっていけないかなあ。。。とも感じます。

先生達、大変だな。。。。。各クラスとまでは行かなくても、必ず協調性を示せない子達はいるからね。。。

感染拡大させないという条件の中、先生方本当に神経使っていると思うので、先生方の精神疲労も心配です。

市内の感染状況は減少傾向にあるので、このまま子供達が楽しく元気に学校へ通える日々が続く事を祈ります。



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カナダの寒さだからできる事

2021-02-07 | 日常の出来事
ホットチョコレートに浮かぶマシュマロのように、私の脳みそもとろけてしまいそうだ。。。英語によって。
2月、3月は読み続けても、書き続けても、どんどん次がやってくるスケジュール。
しんどい。

今週は読む量に加え、書く量も多く、金曜日からスーパーに買い出しに行かねば。。。と思っていながら、結局今日も真夜中。
土日は1歩も外に出られませんでした。

外は極寒が続いています。
カナダの冬の寒さ、しんどいんですけどね、いくつか便利だわ。夏より良いわ。と思う部分があります。

1つめ 生ゴミ。週に1度の回収の為、夏場はその管理が結構なストレス。でも真冬は外は冷凍庫より寒い日も多く、ゴミも凍ってしまうので、腐ることもなく、臭いもなし。ハエも来ない。

2つめ 料理中にちょっと粗熱を取るのに便利。熱々のスープや、お弁当に入れる前に粗熱をさっと取りたい時、キッチンカウンターに置いて、窓をすこーし開けておけば、すぐに冷めてくれる。

3つめ 冷蔵庫がちょっといっぱい。とか、先日も長男が作ったケーキが冷蔵庫に入らない。。そんな時も、キッチンの窓をすこーしだけ開けて、カウンターに置いておけば、冷え冷え。 夜、冷蔵庫を整理して残り物が入ったスープの鍋入れるのめんどくさい。。。という時も、すこーし窓を開けて(極寒なので本当に少しで大丈夫)窓の側に置いておけば、冷蔵庫に入れる必要なし。

また、寒さのおかげで、暖房を使う為
家の中は暖かく、靴を洗っても、夏はお日様次第ですが、冬は逆さまにして、床にある暖房の出口に置いておけば、すぐに乾きます。

明日から学校なのに、子供達に室内履きが使える状態かどうか確認してもらった所、長男の室内用運動靴が、すっかり泥靴になっていたことが判明。。。 急いで洗って、暖房の出口に置いておいたら、夜中には乾いてる。

あら、便利。

夏にはできない冬技です!

今日はアイスコーヒーの気分。と思ったら

はい。こんな風に雪に入れて冷やす事も可能。

氷不要で、濃いまま冷やせる
あら、便利。


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