茨城県自閉症協会の平成27年度第1回療育相談会に参加してきました。
集まったのは会員さん3名と相談者が私を含む2名でした。
皆さんのお話を聞いていると
重い方の自閉症のお子さんが多かったです。
会員の方のお子さんはもう成人や成人に近い年齢でした。
健常児とケンを比べると
一風変わった行動をするように見えたりするのですが
自閉症の親御さんから見るケンは優秀そうだと言われました。
私からするとケンは健常児と比べると
ちょっと奇妙な行動や言動をすることがあるけど
言葉が話せて、コミュニケーションが無難に取れるのは
言葉を話せない自閉症の親御さんからすると
確かにまだ軽い方だし、優秀な方になるんだな~って思いました。
重度の自閉症の場合は、言葉を話すことや
コミュニケーションが難しかったりします。
子どもと会話をした夢を見て、
自閉症だったのは実は夢だったんじゃないかと思ったりしたと
おっしゃっていた会員さんがいました。
ケンは健常児と比べると、できないことが多いけど
重度の自閉症と比べると、できることが多い。
どこに基準を置くかで
ケンの見方が変わるんだなって感じました。
私のほかに相談に来た方は
2人目のお子さんが3歳でまだ言葉が出なくて
健診などで自閉傾向があると言われて、
それをなかなか受け入れることができず
家に引きこもっていたと涙ながらにお話ししてくれました。
私も正直、病院で
「軽度の自閉症スペクトラムです。」
と言われた時、そうかな~と思う反面
ええ~!うそでしょ。できれば受け入れたくないと思いました。
そうかもしれないとわかっていても
いきなり受け入れるのはなかなか難しいことだと思います。
私は色々な本を読んだり、人から話を聞いていたりしたので
できないことを探すより、できることを探そう!と
うまく気持ちを切り替えることができたけど
まったく見通しもたたないとき、
予想だにしていないことを言われると
受け入れがたいですよね…。
健常児でさえも大変な子育て。
コミュニケーションが取りにくい自閉症を
お子さんが持っている場合
きっと健常児の何倍も大変だろうと感じました。
確かに、ケンは自閉の程度は軽いかもしれない。
けれども、このグレーゾーンな感じも
なかなか辛いところだなって思いました。
健常児にもなれず、自閉症があるからと
療育手帳を発行してもらえるほどでもなく。
自閉症スペクトラム障害は、その度合いに応じて
大変さが色々なんだな~って感じました。
何がよくて、何が悪いというのではなく。
相談会が終わった後、2人の会員さんと
ランチをご一緒させてもらいました。
Tさんがおっしゃった言葉が心に残りました。
私が、物事は表裏一体、同じ出来事でも
とらえ方次第でよくも悪くもなるということを
本で読んで学んだと言ったことに対してこうおっしゃいました。
「健常児の第1子の時は、いつの間にか言葉を話していたけれど、
自閉症の第2子がなかなか言葉を話せず
それがある日、初めて言葉を話した時の感動は忘れない。
健常児だったら、わからなかったそういう感動を
わかることができたのは自閉症だったからですよね。」
と。
そうですよね。
健常児でも、嬉しかったとは思いますが
なかなか言葉がでなかった自閉症の子が
言葉を話せたという感動は
健常児の何倍もの感動だったと思います。
そんな小さなことでも嬉しく感じられたのは
自閉症という特性を持っていたからですしね。
自閉症だから、
あれができない、これができない、
ではなく
これができる、あれができると
できていることに目を向ける。
ああ、この考え方。
そうだ。
やっぱりパピーさんのテキストに書かれていたことだ。
パピーさんの考え方は
健常児とか、障害児とかの枠をも超える
普遍的な真理だと思いました。
集まったのは会員さん3名と相談者が私を含む2名でした。
皆さんのお話を聞いていると
重い方の自閉症のお子さんが多かったです。
会員の方のお子さんはもう成人や成人に近い年齢でした。
健常児とケンを比べると
一風変わった行動をするように見えたりするのですが
自閉症の親御さんから見るケンは優秀そうだと言われました。
私からするとケンは健常児と比べると
ちょっと奇妙な行動や言動をすることがあるけど
言葉が話せて、コミュニケーションが無難に取れるのは
言葉を話せない自閉症の親御さんからすると
確かにまだ軽い方だし、優秀な方になるんだな~って思いました。
重度の自閉症の場合は、言葉を話すことや
コミュニケーションが難しかったりします。
子どもと会話をした夢を見て、
自閉症だったのは実は夢だったんじゃないかと思ったりしたと
おっしゃっていた会員さんがいました。
ケンは健常児と比べると、できないことが多いけど
重度の自閉症と比べると、できることが多い。
どこに基準を置くかで
ケンの見方が変わるんだなって感じました。
私のほかに相談に来た方は
2人目のお子さんが3歳でまだ言葉が出なくて
健診などで自閉傾向があると言われて、
それをなかなか受け入れることができず
家に引きこもっていたと涙ながらにお話ししてくれました。
私も正直、病院で
「軽度の自閉症スペクトラムです。」
と言われた時、そうかな~と思う反面
ええ~!うそでしょ。できれば受け入れたくないと思いました。
そうかもしれないとわかっていても
いきなり受け入れるのはなかなか難しいことだと思います。
私は色々な本を読んだり、人から話を聞いていたりしたので
できないことを探すより、できることを探そう!と
うまく気持ちを切り替えることができたけど
まったく見通しもたたないとき、
予想だにしていないことを言われると
受け入れがたいですよね…。
健常児でさえも大変な子育て。
コミュニケーションが取りにくい自閉症を
お子さんが持っている場合
きっと健常児の何倍も大変だろうと感じました。
確かに、ケンは自閉の程度は軽いかもしれない。
けれども、このグレーゾーンな感じも
なかなか辛いところだなって思いました。
健常児にもなれず、自閉症があるからと
療育手帳を発行してもらえるほどでもなく。
自閉症スペクトラム障害は、その度合いに応じて
大変さが色々なんだな~って感じました。
何がよくて、何が悪いというのではなく。
相談会が終わった後、2人の会員さんと
ランチをご一緒させてもらいました。
Tさんがおっしゃった言葉が心に残りました。
私が、物事は表裏一体、同じ出来事でも
とらえ方次第でよくも悪くもなるということを
本で読んで学んだと言ったことに対してこうおっしゃいました。
「健常児の第1子の時は、いつの間にか言葉を話していたけれど、
自閉症の第2子がなかなか言葉を話せず
それがある日、初めて言葉を話した時の感動は忘れない。
健常児だったら、わからなかったそういう感動を
わかることができたのは自閉症だったからですよね。」
と。
そうですよね。
健常児でも、嬉しかったとは思いますが
なかなか言葉がでなかった自閉症の子が
言葉を話せたという感動は
健常児の何倍もの感動だったと思います。
そんな小さなことでも嬉しく感じられたのは
自閉症という特性を持っていたからですしね。
自閉症だから、
あれができない、これができない、
ではなく
これができる、あれができると
できていることに目を向ける。
ああ、この考え方。
そうだ。
やっぱりパピーさんのテキストに書かれていたことだ。
パピーさんの考え方は
健常児とか、障害児とかの枠をも超える
普遍的な真理だと思いました。