★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

人類補完計画~岩手中2いじめ自殺について思うこと~

2015年07月10日 | ★道をひらく

学校評価はこういうランク付けをしたらどうだろう?

評価Aランク:「いじめ」があっても、それを解決できる。
評価Bランク:「いじめ」がない。
評価Cランク:「いじめ」があったことを隠す、対応が遅い。

いじめがないことが、いいことではない。
例え、いじめがあっても解決しようとするかどうかだ。

いじめがあるのにそれを認めずに
見て見ぬふりすることが、
人としてもっとも最低なことだと思う。

いじめはけしてなくならない。
いじめはおこるもの。

だからこそ、おこったときに
どう対処してあげるかが大切だと思う。

マスコミや尾木ママがやたら叩いているように、
学校や担任だけが悪いと責めるのはどうか?

親は、その子の心の苦しみをわかってあげられたのか?
SOSを感じ取り、味方になって本気で助けようとしたか?

いじめられているのを知っていたクラスメートは
なぜ見て見ぬふりをしたか?

責任をなすりつけ合うのは違うのではないか?

彼を自殺に追いやったのは先生、親、クラスメート、
彼に関わっていた人々すべてではないだろうか。
見殺しにしたのは学校や先生だけではない。
彼の周りの人々すべてが彼を見殺しにした。

お節介なくらいに彼に関わってあげたら
彼は死なずにすんだかもしれない。

何も行動しないのは
その子の存在を認めていないのと同じではないか。

学校の先生にすべてを丸投げしてはいけない。
学校も、先生も、人間だし、組織にも限界がある。
だからこそ、みんなで補い合って、
助け合って生きるのが人間じゃないの?

親としてできることはなかったのか。
子のいじめ被害に、どう立ち向かう?~子どものココロを知る方法~

クラスメートとしてできることはなかったのか。
いじめられている友達を守る方法

当たり障りのないことしかしない、他人に無関心、
なんでも自己責任という言葉で片付けてしまう
事なかれ主義の日本という社会に
彼は殺されてしまったんだろうと思った。

もし、私の子どもが同じような目にあったら
どんな手を使ってでも
どんなに人や組織ともめても
恥も外聞もかなぐり捨てて
私は子どもの絶対的な味方になり
あらゆる手を尽くして
子どもの心と命を守り、支えてあげたい。

親に心配をかけたくないと
私がひたすら耐え抜いた
いじめを受けたときの
あの屈辱と憎しみと絶望を
子どもにはけして味あわせたくない。

世界中を敵に回してでも、
子どもたちを守ろうと思った。

「お母さんはあなたの味方だよ。
 何か困ったことがあったら、きっと助けるからね。
 あなたは大切な私の子どもだよ。」

そう子どもたちに本気で伝えよう。


いじめをしていた子は
どうしていじめをすることしか、
できなくなっているのかも気になるところだ。

そのいじめっ子も
居場所がないのではないか?
いじめをすることで
居場所をつくっているのではないのか?

家庭に居場所はある?
自分はどうせダメなやつだからと思ってる?

これからの社会のキーワードは「居場所」かなって思う。
私はここにいてもいい、という。
なんか新世紀エヴァンゲリオン最終話で
碇ジンジが言っていた台詞みたいだなぁ。

「僕はここにいてもいいんだ!」


新世紀エヴァンゲリオン
最終話「世界の中心でアイを叫んだけもの / Take care of yourself.」あらすじ


もしかして、
庵野秀明さんは予言していたのかな。

「人類補完計画」

みんながそれぞれの心を補い合って助け合う。
今の時代、本当にそれが必要なのかもしれないね。

子どもを守れるのは親だけということを肝に銘じます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする