★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

映画「十字架」

2015年07月25日 | ★育児
岩手中2のいじめによる自殺に合わせるかのように、くしくも
いじめによる自殺を題材にした映画が2016年初春全国公開されるそうです。

タイトルは「十字架」

重松清氏の小説「十字架」を映画化したそうです。

その撮影ロケを茨城県筑西市で行い
筑西市の中高生がオーディションで選ばれて
映画に参加しているそうです。

五十嵐監督は

「通常のいじめ映画と違い、
 いじめに対して何もしない人たちが主人公。
 誰でも経験があり、皆さんに向かっての映画と言っていい。
 いじめはどれだけ人間を壊すのか描きたい」

と茨城新聞の取材に答えていました。

筑西市がロケ地に選ばれたのは
筑西市立下館中学校が「君を守り隊」という
いじめ撲滅に取り組む活動をしているのを
本で知ったからだそうです。

2014年4月24日(木)
いじめゼロ映画で発信 「十字架」筑西で7月から撮影


先日、私がブログ記事に書いた
「いじめに対して何もしない人たちが主人公。」なのだそうです。

いじめられている子に何もしなかったために
その子がいじめを苦にして自殺してしまい、
何もしなかった人たちが
どれだけ重い十字架を背負うことになるのか。

映画になることで、それを観た人が
少しでも何かを感じ、思い直して
何もしない人が一人でも減り、一つでも多くのいじめが
誰かの手助けで、なくなることを私は願います。

きっとあなたの少しの勇気が誰かの心と命を救う。

岩手の中2の彼が
身をもって教えてくれたことを
無駄にしないようにしたいです。

私も、自分の子も、人の子も
いじめをしない、させないように
心の居場所、安全基地をつくってあげたいと
さらに強く思います。

「いじめ」は犯罪です。立派な人権侵害です。
何もしない人は「いじめ」の共犯者です。
一生、死ぬまで背負う十字架の重みを
この映画で感じて、考えてほしいと思います。

私も十字架を背負っています。
病気を苦にして、自殺してしまった友達を
助けることができなかったことを…。
彼女が苦しんでいることを知っていたのに
結局、力になってあげられなかった…。


映画「十字架」の先行上映が
筑西市限定で行われます。

詳しくはこちら↓
ちくせいロケーションサービス

私も、この映画を観ようと思います。
「いじめ」に対して真摯に向き合いたいと思います。
もしも何かあった時、知恵を絞って親身になって
対処してあげられる大人になろうと思います。

※2015.8.9追記
映画「十字架」公式HP
イオンシネマ下妻でも先行上映されるそうです。
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