★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

「家制度」の亡霊

2021年05月14日 | ★夫婦別姓

この「入籍した」っていう表現がずっと気になっていた。なんかモヤモヤするなと。

記事に書かれている通り、入籍と言う表現は間違っている。
結婚した、もしくは婚姻届を提出した、と表現するべきだと思う。

こんなところにも「家制度」の亡霊がさ迷っている。家制度に取りつかれた人々は、残念なことにいつまでたっても「選択的」夫婦別姓を理解できない。

自分の頭で考えられないように亡霊に取りつかれているからだろう。

オンラインコミュニティに最近入って会員の方と交流をしているのだけど、
「自分が苗字を変えたくないことをどう正統な理由で説得すればいいか」
と言うことを独身女性から聞かれた。
私は「自分が変えたくない」と言う気持ちだけで、それは正統な理由だ、とその方に伝えた。それでもわからない時は相手を変えた方がいい、と。
亡霊に取りつかれた人を説得するのは、ほぼ無理だからだ。

例え結婚できたとしても、そのわかってくれない部分が大きくなって、溝ができてしまうだろう。

私は納得した結婚をするために、事実婚か、苗字を変えてくれる男性を見つけると決めた。それでも見つからなければ、結婚するのはあきらめようと思った。

自分の意思をまげてまで、結婚なんてしたくない!
呼ばれたくもない名前で呼ばれるなんて、絶対に嫌だ。

そう思った。

私が妻氏婚だと伝えると、驚いていた人が多かった。

そりゃそうだよね。

96%の人が夫の氏を選択しているんだもの。
「みんながそうしているから」
それだけの理由でみんな選んでいる。

私はそれはおかしい!
と小学生の時から思っていた。

どうして女性と言うだけで、
男性よりも身分が下、とか
結婚したら女性は苗字を変えるべき、とか
家事育児は女性の仕事だ、とか
勝手に人から決められなくてはならないのだろう。

憲法第24条に両性の平等が書かれているのに、なぜこの国はそれを認めようとしないのか?

本物の両性の平等になるためには
この「選択的夫婦別姓」の法律ができることは必須条件。
これが法律にならない限り、日本の女性たちや子どもたちは、ずっと蔑まされて生きていかなければならないと私は思う。

夫婦別姓反対!

と声高々に言っている人々は
困っている人の気持ちがわからない、
それこそ思いやりのない、
自分勝手な人だと私は思う。

だって、
反対しているあなたが
別姓になるわけじゃないでしょ?
それなのにどうしてイチイチ反対っていうのかな?

カレーが嫌いな人に
みんなカレーを食べてるんだから、
あなたがハヤシライスを選ぶのは反対だ!
って言ってるようなものですよね?

絶対におかしいものはおかしい。

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