★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

気づかないことの恐ろしさ、気づくことの素晴らしさ

2014年03月11日 | ★道をひらく
ケンの幼稚園は年長になると小学生と一緒に歩いていきます。

それで毎朝、子どもを登校班に送り出すときに会うママ友達から、ある晩、電話がかかってきました。

問題のとなりのおばあさんの孫(小1女子)がそのママ友達の娘さん(年長)の足を後ろから踏むと言うのです。

踏まれると靴が脱げてしまいます。誰にも言えず、止まった瞬間を見計らって履き直していたそうです。それが最近になってかなりの頻度になってきて、その子にとってストレスになるようになってきたそうです。

その子のパパは怒りで震え、相手の親に言えばいいんだ!と言ってゆずりません。

ママ友達は、私のアドバイスを聞き、本人に言わせることや、相談しやすい他のママに頼んでみることを考えました。

結局は、小3女子のママと班長さんをしてくれている小5女子のママがそれぞれの娘さんたちにお願いし、守ってもらえるように頼みました。

私はこのピンチはチャンスだと思いました。嫌なものは嫌だと相手に自分の気持ちをハッキリ伝えるチャンスだと思ったのですがね…
普通の親は、その見守っている時間が苦しいので、やはり周りを固めてしまいますよね。
そのママ友達が判断したことで、一応解決してきたのでまぁいいかと思い、それ以上言いませんでした。

後日、わざと足を踏んでいることが明確になりました。踏んだときに小5の班長さんが注意してくれたそうです。その後、班長さんが学校で小1の教室に行って彼女を問いただすと知らん顔をする始末だそう…。
舌打ちしたら、半ベソをかいてたらしいけど。気が弱いくせに人に姑息な嫌がらせをするっていうところが、陰湿なおばあさんそっくりだと思いました。

さて、ここでパピーさんの教えの凄さを思い知った感じです。

ケンは小3男子に自分の勇気を振り絞って「早く行け!」と言われることが嫌だと言い返しました。それを成し遂げたあとのケンの
「お母さん、手からね、ブレイブがでてきたんだよ。」
と言った誇らしげな言葉とあの輝いた表情。
(ブレイブとは、獣電戦隊キョウリュウジャーで使っていた言葉)

それを体験した者と、しない者の違い。

これはとてつもなく大きなものを私は学んでいると感じました。

隣のおばあさんは、まるで嫌がらせのようにうちと向こうの境目に青いビニールシートをつるし壁を作っています。
ケンと遊びたがっていたその女の子にとって、そのビニールシートはどれだけのストレスになっているだろう。

おばあさんは朝はもちろん私に挨拶などしません。その孫の姉妹も誰にも挨拶をしません。
その姉妹の両親は、子どものほとんどの世話は祖父母にまるなげ。
今、小1の子が「まがりはな」であることをおばあさんも両親もまったく気づいていない様子です。

この「子どもの心の状態にまったく気づかない」「自分の失敗に気づかない」ことの恐ろしさを見せつけられているようです。

4月からたくさんの下級生が入ってくるため、先日、登校班編成が行われました。

事情を組んでくれた班編成担当のママがその問題の姉妹を、足を踏まれている子と別の班にしてくれました。
うちのケンは男の子なので、男の子が班長さんのところにしてくれて助かりました。あの姉妹と関わらなくてすんでちょっとホッとしました。

隣のおばあさんと姉妹は早い時間から待っているのですが、挨拶や会話をしないので雰囲気がすごく悪いんです。特にうちはケンカしてるんで余計に(汗)

そんな嫌な人たちを自分が直接手をくださなくても、自然にやっかい払いできて良かったのと、そのおばあさんの行っている気づかない罪の重さを知りました。

おばあさんは、自分のねたみそねみから、私に変な態度をとり、年の近い自分の孫たちとうちの兄弟と遊ばせることを拒み、周りの人の気持ちをまったく考えない身勝手な行動をしています。

そんな風に、人と円滑にコミュニケーションを取るための大切な術をまったく子どもたちは教えられておらず、人と仲良くできないことで、どれだけ心寂しい思いをしているかも思いはかれない傲慢さにあきれ果てています。

その姉妹が可哀想だとも思いましたが、おばあさんのしたことの因果応報なので、特に助けなくてもいいかなと思いました。このことは隣の家が乗り越えなければならない課題だと思います。

手を差し伸べてあげたいとも思うのですが、助けてと言われてもいないのに首を突っ込むと余計にこじれそうなので、様子をみようかなと思います。助けられそうなら力になろうかとは思っていますが。

とりあえず、精神レベルが低い人を相手にしていても仕方ないので、迷惑なことをしてきたら、警察や裁判なり対処しようと決めました。

そして、私は自分の子どもたちに自信をつけさせること、自分の家族が幸せになること、そして最後に、「幸せなお母さん」になることを目標にこれからも邁進しようと思います!
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