晴れた日曜日の昨日、上野公園の「えちご長岡 佐渡広域観光フェア」を覗いてきました。
長岡や柏崎といった大きな花火大会が行われる市からも観光協会の方々がPRに来ていました。私は期日指定の免許で打ち揚げ花火の手伝いをしたことがあり、花火のときの人の歓声や拍手、終わって引き上げるときに見ていた方々から労いの声を掛けられたり、花火には楽しかった思い出がありました。
ところが、同じ昨日にたまたま戦争体験の話を聞いたときでした。その方は「今の戦争の経験がない人達に空襲をどう言ったらわかってもらえるかを説明するときに“花火”を例に挙げます。私は戦後、しばらくの間は花火の音を聞くたびに空襲を思い出して恐ろしかった。」と仰ったのです。
確かに沖縄では戦争を思い出させるということで、花火大会はないと聞いたことがあります。あるSNSで花火の画像を都道府県別に集めたところ、沖縄県だけが空欄になっていました。
この程度の認識は私も持っていましたが、あらためて驚きを感じたのです。普天間基地の移設問題で揺れている今こそ、戦争経験者から直接話を聴くことが必要なのではないかと、感じた日曜日でした。
沖縄に花火大会がない事も知りませんでした。。
ありがとうございます。
見た人の歓声や喜ぶ声が聞きたかったから、危ないと思いながら打ち上げの手伝いをしたのに、そのときも嫌な思いをしていた人が居られたのかと思うと、悲しくなりました[E:weep]。
何事も受け手によって印象が異なるということを思い知らされた出来事でした。。