I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

「手打ち蕎麦 みたに」滋賀県長浜市

2009-09-23 | 蕎麦 旅の空
雑誌『男の隠れ家』9月号で紹介されていた店へ。ご主人は関西の名店「土山人」で修行され、2年前に開店とか。





玄関先のシーサーに迎えられ、暖簾が出されると同時に入った店内は、一部が吹き抜けになってお洒落な造り。
師匠の書やお勧めの酒がさり気なく飾られて、なかなか小粋だ。小上がりの地窓側に座り、お品書きを拝見。






違った蕎麦が楽しめる二種盛り薬味膳1380円(昼のみ10食限定)、それに蕎麦前としてメニューには載っていなかった
酉与右衛門(よえもん)780円、アテにはカマンベールの味噌漬390円とした。八角のぐい飲みがちょっといい。



初めて飲んだ岩手の酒もとても旨いし、信州味噌に漬けたというカマンベールも絶品。



凝った陶器が所狭しと載せられた盆が運ばれてきた。(実際には粗挽きは遅れて供されたが、もっと間隔があってもいいのでは?)


薬味は辛味大根、とろろ、なめこ、それに岩塩。もちろんツユとネギ・山葵もある。いなり寿司も1個付き。

まずはそのまま次に塩を付けていただいたが、どちらの蕎麦も秀逸。かなりの細打ちだが、風味も十分、ちゃんとコシもある。
辛目のツユと共に正に私好み。ほとんどそのツユと辛味大根で手繰ったので、とろろやなめこは酒肴として平らげた。


端正な細挽きせいろ                        しっかりした粗挽き田舎



白い蕎麦湯は見た目から受ける印象ほど、ドロっとしたものでなく、けっこうサッパリしていた。(こんなところにもシーサーが)


陶芸を始めてからじっくり器を眺めるようになったが、これほど拘った店に邂逅することはなかなかない。
アテもいっぱいあるし、是非「そば屋酒」を楽しみたいところだが、ちょっと遠い。徒歩圏内にあればヘビロテ間違いなし。

BGMは軽いJAZZ。「Close to you」をチャーミングな声の女性が歌っていた






焼きのり420円 そば豆腐420円 そばの実とろろ420円 なめこおろし520円 焼きみそ520円 くみあげ湯葉630円 なす煮630円
にしん煮付け840円 出し巻玉子840円 かもロース840円 そばがき840円 そば寿司1050円 地鶏の合焼き840円 地鶏塩焼き1050円
季節の野菜天ぷら盛合せ1050円 天ぷらの盛合せ1480円 知多半島の干物アナゴ450円 同フグ450円 同カマス450円
炒り銀杏390円 焼き厚揚げ420円 さんまの南蛮漬け420円 小芋煮480円 そば麩二色の田楽480円 いかの一夜干し530円
たこの礒部揚げ580円 自家製さつま揚げ580円 三ツ葉と地鶏ささみの醤油和え590円 わかさぎ天ぷら630円
あさりのそば粉チヂミ630円 そば豆腐のあげだし690円 穴子の白焼き840円 水菜とかぶらのサラダゆず風味780円
きのこの朴葉みそ焼き790円 豚の角煮840円 鴨つくね840円 きのこの味噌鍋780円 前菜三種600円 前菜五種1000円

 




コメント (3)
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