I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

木曽駒ヶ岳 2956m

2013-08-07 | アウトドア
以前紅葉を見にきたことはあるが、まさか15年後にザックを背負って登る羽目になるとは(笑)



自宅を3時頃に出発し途中休憩を取ったものの、菅の台バスセンター駐車場に着いたのは5時半、しかし既にバスを待つ行列が。
慌てて準備を整え、乗車券3800円を購入して最後尾に並ぶ。しらび平まで臨時バスに揺られ、ロープウェイを乗り継いで、
日本最高所(2611.5m)にあるという千畳敷駅へ到着したのは、約1時間後の7時15分。ここからが本日の登山の始まりだ。


まずは駒ヶ岳神社にお参りして山行の無事を祈り、八丁坂分岐点へ歩を進める。(操作ミスで乗越浄土までのGPSデータなし)


千畳敷カールのお花畑は真っ盛りだが、先を急ぐ。


また南アルプスの向こうには、薄っすらだが富士山の頂も確認できた。分かるかな?


あの岩の切れ目まで続く八丁坂が大変。(前回スニーカーで登った覚えがあるが、登山靴を履いていても、やっぱりバテた)



やっとの思いで乗越浄土。先日韓国からの登山者が滑落した宝剣岳は眺めるだけとする。君子危うきに近づかずだ(笑)



2軒の山荘を回り込んで、中岳2925mへ向かう。巻道の案内に「難所あり 積雪期閉鎖」の文字を確認後、ゴロ石を登って頂上へ。



ようやく駒ヶ岳2956mが見えた。頂上山荘まで一旦下り、登り返せば目的達成だが、やたら遠くに感じる。フォア~!


テント泊の2名は女性のようだった。また、石の標識にはせめて頂上へはあと何メートルくらい書いてほしかったな。


進行方向左手には、頂上木曽小屋を挟んで御嶽山の絶景。




登山開始から約2時間で100名山の一つを踏破した。カップ麺半分とおにぎり1個に、憧れの山コーヒーを飲んで1時間弱の休憩。




帰りは怖いもの見たさで、中岳巻道を選択した。


高度感十二分で、スリルは満点だ。慎重に!慎重に!


wポールを仕舞い、軍手をはめて最後の岩場を登る。


ご褒美は、宝剣山荘のソフトクリーム400円、これがなかなか旨かった。(有料トイレ200円も利用)



あまりの天気の良さに下りてしまうのは勿体ないような気になり、伊那前岳方面のとんがりピークを目指す。


千畳敷カールとホテル千畳敷それに宝剣岳に続く稜線を違う角度から眺められた。グッドビュー!


伊那前岳の頂上と思われる場所から、先ほど登った中岳と駒ヶ岳を振り返る。(標高2883m地点が頂上なら、もっと東だった)


乗越浄土に戻ったら、ここからは下りの連続だ。膝を痛めそうなので、ポールに頼り、ゆっくり一歩づつ!落石に気をつけながら。


だいぶ下ってきたぞ。可憐に咲く花の出迎えを受ける。花はミヤマキンポウゲとハクサンイチゲ?



遊歩道を南に歩き、剣ヶ池近くのカールの底から宝剣岳2931mの雄姿をもう一度撮影して下山することに。


最後は朝貰った割引券を利用し、「露天こぶしの湯」でリフレッシュしてから帰名。最高の天気に感謝する!



(おまけ)高山植物の女王コマクサ


(Panasonic LUMIX DMC-LX5-Kで撮影)

  平面距離  3.9km
  沿面距離  4.3km
  記録時間  04:32:34
  最高高度  2974m
  最低高度  2594m
  累計高度(+) 458m
  累計高度(-) 686m
  平均速度  0.9km/h
  最高速度  3.0km/h (DIY GPSによる)
コメント (6)
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