I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

仙丈ヶ岳 3033 m 1日目

2015-07-20 | アウトドア
名古屋を4:45に出発し、中央道を軽快に飛ばして7:30仙流荘到着。(途中コンビニでのトイレ休憩と食料調達のみ)





ほぼ満車の駐車場に空きを見つけて駐車し、8時出発のバスに乗って仙丈ケ岳の登山口となる北沢峠2030mを目指す。


車中運転手のアナウンスを聞きながら、これから登る日本百名山、花の百名山、「南アルプスの女王」に想いを馳せる。


こもれび山荘の斜向いにある公衆トイレ(有料・水洗)で最後の用を足し、その脇から出発だ。9:00。


ニュウを思い出させる苔むした登山道だが、歩き初めはやはり辛い。一合目、9:31。


折角稼いだ高度を下りで失う。二合目でスポーツ飲料を飲んでエネチャージ、9:56。


三合目までの距離がやたら長い、10:27。腰掛けられる場所があったので、ここでザックを下ろして小休止。


10:54、四合目を通過し、降りてくる人をパスしながら五合目(大滝頭)に到着、11:17。ここでもしっかり休憩。


振り返れば男性的な山容の甲斐駒ヶ岳を眺めることができる。頂上付近は雪のようにも見える黒雲母花崗岩。


森林限界を越えて展望が開けた、六合目、11:50。遠く鳳凰三山のオベリスクも確認できる。


目の前に広がるのは小仙丈ヶ岳への尾根道で、最終目標の仙丈ヶ岳はまだ見えない。遠い!




背丈を超えるハイマツ帯を進み、小仙丈ヶ岳で昼食をと考えていたが、12時を過ぎたのでランチタイム。


休憩に適した空き地からは鋸岳。奥は八ヶ岳か、12:09。わさび味噌のお握りが抜群に旨い(笑)


振り返ってみると、仙水峠を挟み甲斐駒ケ岳と栗沢山・アサヨ峰。手前は登ってきた登山道だ。12:52。


傾斜の少ない道を選んだら、小仙丈ヶ岳の巻道だったので合流点から戻って、頂上制覇(2855m)。13:22。


北岳と頂上が雲で隠れた間ノ岳は見えるが、富士山が見えない。北岳の左側のはずだ。あれは富士の裾野か?


少し展望を楽しんでから歩を進める。下りで岩場があるが、手がかりがあるので特別危険というほどでも。


八合目に到着、13:53。先はまだまだ遠く、心が萎えそうだが、一歩づつ前へ進むしか方法はない。


小仙丈沢カールを左手に擁する小仙丈尾根の稜線を、足を引き摺るように詰める。頑張れ、自分。


仙丈小屋分岐にやっと到着、14:20。とりあえず右へ行き、様子を見て登頂を判断することにした。


見えた今夜の宿だ、14:25。藪沢カールには雪渓が残っているし、何だか感動さえ覚える。


14:33、仙丈小屋にチェックイン、一人8500円也。部屋は毛布が敷き詰められ、一人分は巾二尺程度だ。





ガスが出てきたので、今日の仙丈ヶ岳登頂は諦め、350mm缶ビール600円を2本づつ飲んでから横になって一休み。





さらに18:00からの夕食時には赤ワイン(1本1000円)をいただいた。料理はこんなものなんだろう。




19:30に消灯後、眠りにつけないままウトウト。21:03、窓から星空を確認し、そっと抜け出して撮影した。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
山小屋 (へまんと)
2015-07-22 18:14:28
山小屋の食事が豪華ですね(^^)しかもワインまで!
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へまんとさんへ (トラっち。)
2015-07-22 22:23:27
実に質素なものでした。宿泊費が安かったとはいえ
やはり北アルプスの有名山小屋には敵わないかも!
返信する

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