深夜2時に窓から星が出ているのを確認し、廊下を爪先立ちで音を立てないように戸外へ出て燕岳のシルエットを狙った。
テラスのテーブルにミニ三脚を立て、撮影はカメラ任せ(SCN星空)だったが、ダウンジャケットを着ていてもかなり寒く、
数枚撮っただけでそそくさと部屋に戻り布団に潜り込んだ。(結果、ISOの設定がまずかったのかかなり暗いので修正)
4:40のご来光を求めるには早すぎると思うが、3時頃から人がバタつき始め寝ていられない。4時過ぎにまた外へ。
天気はいいが、薄い筋状の雲が御来光を3段に分けてしまい、新円ではなかったものの実に神々しい眺めだった。
ちなみに同じ時間帯の槍・穂高方面はこんな感じ。いつか赤く染まった本当のモルゲンロートを見てみたい。
朝食は5:30からとしたが、4:30の回にとって既に出発した人もいたのだろうか?今朝のご飯はちゃんと炊けていたので、
お代わりもいただき、さらに喫茶室へ移動し流れる雲を見ながら食後のコーヒー500円も飲んで山の時を楽しむ。
さて、新館との間にある出入口からウィンドブレーカーを着て出発。6:44 燕岳はいつの間にか煙ってしまった。
昨日ガスで全く見えなかった景観に驚きながら、青空をバックにした燕山荘ともお別れだ。
(シナノキンバイ)
ゴミを担いだ山荘のスタッフに抜かれたが、慣れているのかあっという間に見えなくなった。
名残惜しいが、槍ヶ岳にもサヨウナラをして下山の足を進める。
7:39 合戦小屋ではすでにスイカの販売が始まっていた。しかし水分を補給しトイレ休憩だけで離れる。
登ってくる人と擦れ違うようになり脇に避けることも多くなったが、それぞれのベンチに人は少ない。平日だから?
10:27 第1ベンチで可愛い道祖神を見つけた。昨日は全く気づかなかったのに、道の安全を守っていてくれたのか。
11:01 膝をかばいながら時間をかけて登山口まで降りてきた。実はここからの駐車場までの道路歩きが結構辛い。
11:30 燕山荘で貰った割引券を利用して有明荘で入浴520円也。単純硫黄泉ながら、実にいい貸切露天風呂だった。
雷鳥に会えなかっただけが唯一の心残りだが、気持ちを入れ替えて次はどこへ登るかもう考えている自分がいる。
(Panasonic LUMIX DMC-LX5-Kで撮影)
平面距離 10.2km
沿面距離 11.0km
記録時間 11:37:56
最高高度 2751m
最低高度 1402m
累計高度(+) 1654m
累計高度(-) 1653m
平均速度 0.9km/h
最高速度 2.9km/h (DIY GPSによる)
見れました♪
雷鳥はまた次の機会にどうぞ。
でも雨に降られなくて良かったですね。
次は何処かな(笑)
雷鳥は昔立山室堂で見たことがありますが、写真に収めたい!
次の山小屋泊は来年?でも近くの山は暑いし、高い山は遠いし・・・