筑波大学硬式野球部のブログ

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2019年 ラストシーズンにかける想い(4)

2019年08月04日 21時26分06秒 | 2019年 4年生ブログ
こんばんは。
2年マネージャーの磯部です。

本日も4年生によるブログリレーを行います。
今回は、野手コーチの糸数格朗(体育4・明大中野八王子)の文章です。



こんにちは。4年学生コーチの糸数格朗です。
ラストシーズンへの思いということで、今回はブログを書かせていただくことになりました。

もちろん私がこの秋で達成したいのは、チームの目標でもある「リーグ優勝・日本一」です。これからブログを書く4年生やこれまでに書いた人も同じなのではないでしょうか。

しかし私にはもうひとつ違った想いがあります。それは「1人でも多くの現在Bチームの選手がリーグ戦で活躍してほしい」ということです。これはBチームのコーチとして想うことであり、今秋のみならず、来年、再来年になるかもしれません。

私は主にBチームを見ていて、先輩の時からずっと掲げてきた「勝ち続ける組織を作る」という想いを実現するために日々取り組んでいます。
勝ち続けるための土台作りが、下級生を中心としたBチームの位置付けです。

正直、Bチームの環境はAと比べていいものではありません。しかし、そういう環境の中で耐えて、努力して、ようやく掴み取ったチャンスをものにして、リーグ戦で活躍する。そんな選手が多いチームは強いはずです。そして、そんな選手が活躍すると、チームやスタンドが盛り上がります。
リーグ戦で苦しい場面で流れを変えてくれるのは、エースでも4番でもなく彼らだと信じています。
なので私の取り組みの成果は、今いる選手が全員引退するまで分かりません。

ただ、そうやって活躍できるのはほんの一握りです。選手によっては私のようにスタッフになることもあります。リーグで戦う選手は勝つか負けるか、チーム全員の代表である責任があり、非常にプレッシャーのかかる場面でプレーしなければなりません。
反対にBチームの選手は結果がでなければ野球人生が終わってしまいます。



しかし、今のBチームの選手たちがそれを感じているのかたまに不安になる時があります。本当に後悔なくやりきれるのだろうか、真摯に野球と向き合えているのだろうか。
今のこの中途半端な気持ちで野球人生を終えたら後悔が残らないか、仮にスタッフになったとして温度差が生じてしまわないか。

少し脱線してしまいましたが、下級生の土台作りに加えて、こういったことを伝えるのも私の最後の役目なのではないかと感じています。

実際私もチームのためにと思ってスタッフになる決意をしましたが、今でも選手を続けたかった思いはあります。もちろん、今はやりがいを感じていますが、野球や自分と向き合わなければこういった感情は生まれないと思います。

ラストシーズン、野球と真剣に向き合う最後の期間かもしれません。悔いなく終われるよう、仲間と頑張りたいと思います。

応援宜しくお願い致します。


本日はここまでです。
明日は、大城(体育4・那覇国際)を、ご紹介いたします。
どうぞお楽しみに!!!

マネージャー
磯部友以乃