筑波大学硬式野球部のブログ

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2019年 ラストシーズンにかける想い(18)

2019年08月18日 19時13分44秒 | 2019年 4年生ブログ

こんばんは。

マネージャーの大木です。

 

本日も4年生によるブログリレーを行います。

今回は、中真慶大(体育4・首里)の文章をご紹介いたします!

 

はいさい!体育専門学群4年、沖縄県立首里高校出身の中真慶大です。

筑波大学硬式野球部のブログに足を運んでくれてありがとうございます。

 

今の私を作ってくれた野球への想いと、その道中で私を支えてくれた方々、切磋琢磨してきたチームメイトに向けてこの文章を書こうと思います。

 

私の野球人生を振り返る上で、絶対に避けては通ることのできない一人の男がいます。

それは、私の父です。私が野球を始めたのも、野球を大好きになれたのも、すべての源は父です。私の父は野球が大好きです。小・中・高のいずれかで、私と同じチームになった人たちならすぐに分かると思います。それくらい、父は野球が大好きで、それ以上の情熱と愛情を私に注いで、野球を指導してくれました。

 

二人で試行錯誤しながら行ったピッチング練習や、家で動画を撮りながら畳を何枚もぼろぼろにした素振り。終わるまで食事をすることすら許してくれなかったストレッチ。中学校のナイターが点いていたらわくわくしながら向かった夜の練習。

 

と、私と父と野球の話をすると、何時間もかかってしまうので、大学野球人生を終えたら、二人で語り合おうと思います。本当に、感謝しています。

 

かなり厳しい父とは対照的に、母は精神的に私を支えてくれました。

私の不安なことや不満などはすべて傾聴して、私を落ち着かせてくれました。

 

そんな、母はいわゆる天然な性格で、

私が小学1年生の時、「野球部に入部する!」と宣言すると、

母は「必ず全部の試合応援に行くからね!」といって、

さっそく最初の試合に来なかったことを今でも覚えています。

それに対して父は「いつも考えもせずに発言するな!」と、厳しめのツッコミを入れる。

こんな、会話を毎日。今でも続けているそんな仲の良い家族です。

 

その他にも、たくさんの指導者の方に野球の技術的指導をいただきました。今でもそのアドバイスを思い出すことがあります。どのアドバイスも私が上達する上で欠かせない貴重な言葉でした。

ここまで、野球を続けてきて思うことがあります。それは、どのアドバイスも成長の種であるという事です。助言は食わず嫌いせず、やってみた上で、取捨選択する。これは野球をやめて、社会人として働くうえでも大切にしていきたい価値観です。

 

 

沖縄のチームメイトの皆は、最高の仲間です!年末に帰ると当然のように集まってご飯に行きます。毎年それをモチベーションにして沖縄に帰っています。

大学野球人生は苦しいことの連続でしたが、私が野球を続けていることをいつも応援してくれるチームメイトに何回も救われてきました。

今年も、皆が元気な顔で、面白い話をもって年末に集まろう!

 

最後に、書くまでもないですが筑波大学硬式野球部の仲間も最高です!

このメンバーで野球人生最後の戦いに挑めることを幸せに思います。

 

そんな、最高な野球人生の最後は、納得のいくまでベンチでは叫んで、マウンドでは冷静に、グラウンドでは喜びたいと思います!

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

 

 

本日はここまでです。

次回は、西原大揮(体育4・大阪府立高津)をご紹介いたします!

どうぞお楽しみに!!!

 

マネージャー

大木綾美

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2019年 夏の甲子園企画 第6弾!

2019年08月18日 13時54分38秒 | 2019年 夏の甲子園企画

こんにちは。

マネージャーの大木です。

 

夏の甲子園企画 第6弾といたしまして、

吉本孝祐(体育2・彦根東)へのインタビュー内容をご紹介いたします!

 

――出身高校を教えてください。

彦根東高校です。彦根城の中に学校があります。

 

――城内に学校があるのは珍しいですね。

そうですね。景観を守るためにネットは低く、敷地が狭いのでグラウンドも狭いです。

 

――グラウンドが狭いと出来るメニューも限られたのではありませんか?

はい。バッティング練習はできないので、守備練習やバント練習がメインです。バッティングをする際は近くのバッティングセンターまで行っていました。

 

――そんな中で甲子園に出場したのは凄いですね。

3の夏に出ることができましたが、その時は滋賀県で優勝して甲子園に行ける自信がありました。

 

――それはもっと凄いです!その自信はどこから来たのですか?

いいメンバーが揃っていた新チームで臨んだ秋大会で初戦負けでした。それが悔しくて悔しくて冬の練習に本気で取り組みました。

春大会では優勝し近畿大会では龍谷大平安に勝つことができました。さらに自分たちの想像以上に大阪桐蔭とも善戦することができました。

この近畿大会の経験が自信となり優勝できると思いましたね。

 

――甲子園での思い出は何ですか?

開幕試合でできたこととホームランを打てたことですね。

 

――まず、開幕試合についてからお聞きします。開会式のすぐ後に行われますが当日はバタバタしますか?

はい、もちろんバタバタでした。開会式前にベンチに荷物を入れて軽くアップをします。

開会式後はベンチ前でのキャッチボールのみでシートノックに入ります。甲子園という舞台の影響もあってか勝手に体は動くので何とかなります。

ピッチャーには少し負担があるようには感じました。

 

――そうなんですね。次にホームランについてお聞きします。あの有名なバスターでのホームランはどういった経緯で生まれたのですか?

バスターについてはサインではありません。春先から調子が上がらず、監督のアドバイスでタイミングの取りやすいバスターで打っていました。

近畿大会の大阪桐蔭戦でもバスター打法に手ごたえを感じたので継続していました。

 

――そのほかに甲子園の裏話などありますか?

ベンチ裏や室内練習場は冷房が効いていてとても寒いです。

また、ホーム裏の観客席が低いので地方球場にはない変な感覚があります。夏ということもあり白い服を着た人や単純に人が多すぎるからだと思います。

シートノックの時に感じたのですが、距離感が掴みにくいです。なので、暴投してしまう理由が少し分かった気がしました。

 

――甲子園本番にしか分からないことですね。それでは「あなたにとって甲子園とは」どういったところか教えてください。

ご褒美として与えられた場所だと思います。甲子園での経験は他のどの試合でも置き換えられません。

甲子園で野球がうまくなる、実力以上の力が出るのは本当だと感じました。それほど不思議な場所です。

 

――最後に高校生にメッセージをお願いします。

甲子園という舞台に最初は緊張もあるけど、いざ試合が始まれば楽しさしか感じないと思います。最後まで全力プレーで精一杯、甲子園を満喫してください!

 

インタビュアー:岸川(体育2・洛南)

 

本日はここまでです。

次回は、夏の甲子園企画最終回!

篠原(体育4・敦賀気比)と加藤三範(体育3・花巻東)へのインタビュー内容をご紹介いたします!

ぜひご覧ください!!

 

マネージャー

大木綾美

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2019年 ラストシーズンにかける想い(17)

2019年08月18日 07時32分24秒 | 2019年 4年生ブログ

こんにちは。

マネージャーの磯部です。

 

本日も4年生によるブログリレーを行います。

今回は、中田裕真(応理4・小松)の文章をご紹介いたします!

皆さん、こんにちは、こんばんは。

4年の中田裕真と申します。多くの人は僕のことなど知らないと思われますが、このブログを読んでいただけたら幸いです。

 

はじめに、少し自分のことについて書かせていただきます。僕は野球部の多くが所属している体育専門学群ではなく、理工学群応用理工学類というところに所属しています。よく、文武両道という言葉を目にすると思いますが、ぼくは理系の道を究め、そして野球でも日本一になるという“究極”の文武両道を求めて、この筑波大学に入りました。しかし、目標への道は険しく、思うようにいかない、結果が出ないと幾度となく挫折を味わいました。そんなとき、高校時代の監督さんが言っていた

努力した者が成功するとは限らない。しかし、成功する者は皆努力している

という言葉が何度僕を奮い立たせてくれました。文武どちらとも目標はまだ達成できていませんが、最後まであきらめず努力を続けたいと思います。

 

今までの人生、野球をするために、時間、もの、お金.etc 様々なものを失い、そして犠牲にしてきました。

なぜ、そこまでして野球をするの」と笑われることもありました。自分もなぜ野球をやっているのかなかなか言葉で表すのは難しいですが、ただ、大学生になってまでも本気でそして真摯に野球に取り組むこの生き方については誰に笑われようとも自分で自分を誇りに思っています。

 

いよいよ91日から僕たち4年生にとっては最後のリーグ戦が始まります。最後のリーグ戦を迎えるにあたって、最近、「キミシダイ列車」という曲をふと思い出しますこの曲はONE OK ROCKというバンドの曲で、下級生の頃にたまたま練習中に流れていたのがきっかけで知りました。この曲中の歌詞こんな一節があります。

 

『過去の自分が今 僕の土台となる

 

筑波大学硬式野球部に入部し、今まで7度のリーグ戦を経験しましたが、2位になること5回、優勝はまだありません。リーグ優勝まであと一歩、いや、半歩という悔しいシーズンもありました。しかし、今まで味わってきた過去のあらゆる感情そして験がこの秋リーグに臨むチームの土台となっていると僕は信じています。

 

最後はボクラシダイ!!

本日はここまでです。

次回は、中真慶大(体育4・首里)をご紹介いたします!

どうぞお楽しみに!!!

 

マネージャー

磯部友以乃

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