筑波大学硬式野球部のブログ

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ラストシーズンにかける想い⑨

2020年09月04日 18時29分37秒 | 2020年 4年ブログリレー

こんばんは。

マネージャーの葛山です。

今回は清水和晃(体育4・札幌第一)と鈴木彩斗(体育4・日立第一)の2名です。

 

 

平素より筑波大学硬式野球部へのご支援、ご声援ありがとうございます。

4年学生コーチの清水和晃です。

拙い文章ですが、ご拝読いただけると幸いです。

今回私は、この場を借りて普段言えないことを書かせていただきます。

 

監督、コーチ

川村監督や奈良先生をはじめとする先生方、4年間お世話になりました。筑波大学に入学して、充実した環境の中で野球ができた経験は今後の財産になると思います。ありがとうございました。

 

後輩たち

こんな不甲斐ない自分を慕い、ついてきてくれた後輩たち、本当にありがとう。学生コーチという初めての役職で、上手くいかないこともたくさんあったけれど、いつも明るい君たちに元気をもらっていました。そんな後輩を持つことができて本当に誇らしいよ。常に自分のため、仲間のためにできることはないか模索して、全力疾走で大学4年間を過ごしてほしいです。そして、このチームで迎える最後のリーグに力を貸してほしい。

 

4年生

この学年でよかったとしか思わない4年間でした。年の差を気にせず、仲良くしてくれたみんなに出会えて本当に良かった。馬鹿な飲み方しかできなかったり、話し合いが下手で深夜までミーティングしたりと変な思い出しか浮かばないけど、個性しかない最高の学年だった。この仲間と一緒にできる最後の野球で有終の美を飾れるよう、コーチとして全力でサポートしていくから何でも言ってくれ。

 

母さん

母さんには感謝しても感謝しきれません。父さんが他界してから、一人で育ててくれてありがとう。腰が痛いのに無理してパートに入ってくれたり、毎日美味しいご飯を作ってくれたり、浪人の時には東京の予備校に通わせてくれたり、感謝しないといけないことは数えきれません。まずは父さんがきっかけで始めた野球で全国制覇して恩返ししたいから、最後まで見届けてほしいです。本当にありがとう。

 

今年は新型コロナウイルスの影響で、春季リーグ戦は中止になってしまいました。昨秋に結成されたこのチームで迎える最初で最後のリーグ戦となる秋リーグ。まだ、全体練習ができないという状況ながらも、皆必死に準備を進めています。私も大学野球を最高の結果で締めくくれるよう、全力を尽くしたいと思います。

今後とも筑波大学硬式野球部へのご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。

 

清水和晃

 

 


こんばんは。

日頃より弊部へのご支援、ご声援ありがとうございます。

筑波大学硬式野球部4年の鈴木彩斗です。

こんな大々的な場で何を書くべきか非常に迷いましたが、僕はこの場をお借りして、普段は伝えることのない両親への感謝の気持ちと、あと少しに迫ったラストシーズンへの思いを綴らせていただきます。
拙い文章ですがご了承ください。

 

僕が野球を始めたきっかけは父です。
ずっと野球をしていた父の影響で、半ば強制的に少年野球チームに入れられました。

思い返せば、ここで野球を始めていなかったら今の自分がいなかったかもしれません。そう思うと無理やりにでもやらせてくれた父に感謝したいです。

父とのエピソードで印象深いのは次の2つです。

1つは父とのキャッチボール中にいきなりスライダーを投じられ、捕れるわけもなく腕に直撃し、泣いて家に帰ったこと。(子供に申告もせずに変化球を投げるとは信じられません)

もう一つは父とのバッティングセンターに行った時の話です。
コントロールが悪いと有名な場所だったのですが、僕が打席に立った時も当然のように荒れていました。
そんな中、インコースにボールが来てうちに行った瞬間、鬼のようなカットボールになり左肘に直撃。痛くて後ろを振り返ると爆笑している父の姿が。あの時ばかりは幼いながらになんなんだこの父は。と思いました。

ここまでの文章だとただの悪い大人にしか思えませんが、野球に関しては一番身近なお手本であり、良き指導者だったと思います。
口には出しませんでしたが、小さい頃は何とか父に追いつき追い越したいという気持ちで野球に打ち込んできました。
そのおかげで、ここまで成長できたと思っています。ありがとう。

 

母には感謝しても感謝しきれません。
月並みですが、大学に入って親元を離れるとともに、親のありがたみを強く感じました。

結果が出ても出なくても、いつでも励ましてくれたこと。余計なお世話だと思うくらい気にかけてくれていたこと。試合のたびに応援に駆けつけてくれてビデオなどを撮ってくれていたことなど、挙げればキリがない程、感謝すべきことが多いです。

何かエピソードをと思いましたが、ここで書くのは少し恥ずかしい気もするのでやめておきます。
ケガなども多く心配を欠けたことも多かったですが、ここまで無事にやって来られたのは間違いなく母の支えがあったからです。本当にありがとう。

小さい頃は親に失敗する姿を見られるのが嫌で、練習に来るなとよく言っていましたが、残り少なくなった今では、自分がプレーする姿を出来るだけ多く見せることで恩返しを!と思っていますが、自分の実力不足でそうもいかず、皮肉なものというか、何とももどかしい気持ちです。

結局何が言いたいのかというと、今まで何不自由なく野球をやらせてくれてありがとう、ということです。そして、残り少ない野球人生ですが、どんな形でも、恩返しができたらと思っています。

最後に、ラストシーズンに向けて僕が思うことは1つ、【後悔を残さないこと】です。

あそこでもう少し頑張っていれば。

なんであの時にやらなかったのか。

こんな気持ちで終わることだけはないように。


残された時間も少ないことですし、これくらいシンプルな気持ちで臨みたいと思います!

そして、切磋琢磨しあってきた仲間たちと最高の結果を残せるようにチーム一丸となって頑張りましょう!

 

鈴木彩斗

 

 

本日はここまでです。

次回は園田涼輔(応理4・長田)と高橋直道(応理4・栄東)の2名です!

お楽しみに!

 

マネージャー 葛山大介