筑波大学硬式野球部のブログ

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ラストシーズンにかける想い⑪

2020年09月06日 20時05分57秒 | 2020年 4年ブログリレー

 

こんばんは。

マネージャーの葛山です。

今回のブログリレーは、田上豪太(体育4・国立)と田中力哉(体育4・福岡大大濠)の2名です。

 

 

身を焦がすような暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

こんばんは。私のことを知らない九分九厘の人ははじめまして。

4年投手トレーナーの田上です。

平素より弊部の活動にご理解、ご協力いただき、誠にありがとうございます。

先日から始まったブログリレーも中盤に差し掛かりましたでしょうか。

私がこのブログを書いている時点ではブログリレーはまだ始まっていないので、他の4年がどんなパッションをぶつけているのか知りません。さぞ文才がほとばしる、ウィットに富んだブログをしたためていることでしょう。私もそれに続ければと思います。

 

ブログリレー恒例の回想タイムに入ります。
おそらく私の自分語りには誰も興味がないので、走馬灯ぐらいスピーディーにいきます。

井の中の蛙よろしくピョンと大学野球の世界に身を投じてから早4年。根拠もなく持っていた自信は霧散し、現在は学生トレーナーとして活動しています。

はるか昔、ジュラ紀頃だったでしょうか、選手としてそこそこ上手くいっていた時もありました。当時はそのまま選手として活躍し続けることこそが至高と信じて疑いませんでした。

しかし、今となっては、トレーナーをしている現在こそが一番充実していると感じています。まじ天職。めちゃめちゃ楽しいです。
自分が担当した選手が成長したり、結果を残した時の達成感?喜び?は、自分が選手だった時のそれをベッタベタに塗り替えていきました。
我が子の成長を見守る親のような気持ちがグツグツとマグマのように湧き上がってきます。
そんな毎日が最高に楽しいです。

そんな楽しい時間もあと1シーズンでおしまい。
選手としてグラウンドで戦うわけではない私のチームに対する貢献度は、悲しみに溺れてしまいそうなほど小さいとは思います。それでも野球ができる喜びをガブガブ噛み締めながら、自分にできることを出し惜しみなしで全力でかましていきます。

 

続いて各方面へのコメントをば。

父さん、母さん
口頭ではまず言うことはないと思うから読んでなかったらドンマイ。東京に住んでいるのに、地方の大学で野球をやりたいなどと抜かし始めた愚息を支えてくれてありがとう。今度はパティシエになりたいなどと抜かし始めた愚弟を支えてやってくれ。

チームのみんな
自分にかなり甘く見積もっても1年冬には選手として死んだ自分に、こんなに楽しい経験をさせてくれてありがとう。田上さんはツンデレだからそうは見えないだろうけど、案外感謝してるんだぜ。

後輩諸君
慕ってくれていたかどうかは俺の側からは判断しかねるけど、半人前トレーナーに表向きには謀反とか起こさずについてきてくれてありがとう。俺ら4年はデフォルトで頭のネジが吹っ飛んでるような連中ばかりだから、あと数ヶ月力を貸してくれ。

最後に4年ども
強く生きろよ。

 

例年と比べると、時間面・環境面はかなり限られたものになってしまっています。しかし、そんな逆境の中でも、自分たちにできること、やるべきことを積み重ねています。
筑波大学の躍進に乞うご期待ください。

 

田上豪太

 

 

こんばんは

副主将の田中力哉です。

日頃より筑波大学硬式野球部へのご支援、ご声援ありがとうございます。

 

大学野球もラストシーズンということで、このあっという間だった大学4年間について『出会いと感謝』と『怪我で得たこと』の2つのテーマで書いていきたいと思います。文章力はありませんが、自分なりの思いを綴ったので温かい目で読んでいただけたら幸いです。

 

出会いと感謝

「人との出会いと感謝」

これは大学4年間で最も学び、改めて大事だと実感した事の一つです。

小さい頃からよく両親には周りの人には優しくすることや、人との出会いを大事にしなさいと言われ育ってきました。

僕自身、小中高と本当にいい指導者、最高のチームメイトに恵まれてここまで成長させてもらったと思っています。

大学は地元福岡を離れ、筑波大学への進学となったときに大学でも人との出会いを大事にしたいと2017年春を迎えた気がします。

4年間振り返るとほんとに多くの人と出会ってきました。その中でも特に影響力が強かったのは同期の文哉、三範、先輩の篠原さんです。

篠原さんは自分自身が持っていた今までの考えや、野球への取り組み方を大きく変えてくれた人です。あれほど自分の軸をぶらさず自信を持って行動する人は今までに見たことなかったので、圧倒される毎日でした。

頂点の景色を見たことある人と一緒にプレーできて本当に光栄でした。

今後も人生相談をしたいと思っていますのでお相手してください!

 

次に文哉、三範との出会いです。

出会った当初の2人の印象は男性ホルモン強めなやつ(髭男)と、全然喋らない東北の田舎もんでした。今となっては良い意味でも悪い意味でもまるで別の人かと思うくらいに変わっています。(特に三範が)

3人での思い出は温泉旅行や誕生日祝い、ご飯食べに行ったり、自主休講して甘いもの食べいったりと多くの時間を過ごしました。ほんと楽しかった!

野球での2人は自分にないものをもっていて、2人の活躍を羨ましく思う時もあり、負けたくないと刺激をもらっていたので自分には欠かせない2人だと思います。自分が打って2人が投げて勝った試合は他の勝った試合に比べ、より一層嬉しかったです。

出会ってくれてありがとう!これからもよろしく!

 

 

怪我で得たこと

野球では2年秋に今までしたことなかった大怪我でプレーができない時期を経験しました。あの時期を思い返すと言葉では表せないような本当にきつく、生きている心地がしないくらいの時期でした。

野球をできない悔しさ、自分は今なにしているんだろうと周りに自分を閉ざしてしまったりしていました。チームはひさしぶりの神宮大会出場とあって素直に喜べてなく、あの時の自分はかなり見苦しく子供だったと思います。

 

しかし、起こったことに関して、「運が悪かった」だけで済ましてしまう事ほど無駄な時間はないし、このタイミングで起きたことには何か意味があると思い、自分に足りないものや精神的な弱さ、自分ひとりじゃ何もできない非力さを見直せた時間でした。

少なからず挫折というのは活かすも殺すも自分次第で大きく結果が変わるものであって、大事なことは自分自身や周りにいかに素直になれるかだと思いました。この歳になって、人に弱みを見せたくない、自分を強く見せたいなどの感情は誰しもが当たり前に持っていると思いますが、挫折しているときに寄ってきてくれる人ほどありがたい存在だし、甘えてもいいと思うし弱い自分を存分に見せることが壁を乗り越える上での大事なことの1つになると思います。

そう思うと、お父さんお母さんや高校時代の仲間の活躍と存在はあの時期を支えてくれた全てでした。自分が今ここにいれるのは本当に周りの支えがあってなんだなと改めて感じました。

 

 

最後にそれぞれ違う立場で戦ってきた4年のみんな。

最近は初々しかった下級生の頃の笑顔も今じゃ少なく、最上級生の責任感に追われとる日々が続いとるけど、俺はまたあの頃の笑顔を見たい!

勝つことがどんなに難しいか、そう簡単にはうまくはいかない。けど勝つことでしか報われないこの厳しい世界にいるからにはもう勝つしかないと思う、それぞれの立場でチームにもたらす影響はまだまだあると思うけん最後笑って終われるように力合わせてやっていこう!

 

勝とうねみんなで!!!

 

文章力のない長々とした文章となりましたが、思いつく限りを書きました。

筑波大学硬式野球部を応援してくださっている方へいい報告ができますよう、野球部一同全力で戦い抜きたいと思います。

ご声援よろしくお願いします。

 

田中力哉

 

 

本日はここまでです。

次回は、谷口友耶(体育4・松蔭)と永冨頌悟(人文4・大分東明)の2名です!

お楽しみに!

 

マネージャー

葛山大介

 

コメント
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