toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

雪の夜話

2011年09月05日 | 読書日記
著者は浅倉卓弥。

同じ著者の「四日間の奇跡」や「君の名残を」もそうだけど、状況設定はちょっと特異(四日間の奇跡は特殊な才能、君の名残をはSF、これはファンタジー)だけど、その中での生活を淡々と描いてゆく。
特異な状況では有るが、それほど大きな出来事があったるするわけでなく、静かに物語が進んでゆく。
読んでいて緊張や感動も無いけれど、飽きることも無く時間が流れてゆく。
そして気づかないうちに、物語に入り込んだところで、感動のラスト。
やられた感でいっぱいになってしまう。



中公文庫 定価629円

四日間の奇跡 宝島社文庫 690円
君の名残を 宝島社文庫 743円(上下とも)
コメント
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