toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

三味線ざんまい

2011年09月30日 | 読書日記
群ようこのドキュメント風エッセイと言ったら良いか・・
彼女が三味線を習い始めてか名披露目までの出来事が日記風の連作エッセイでつづられている。
エッセイストとしては私の中で一番の彼女の作品、間違いなく面白い。
他の作品と同様、地なのか、意識して書いているのか分からないけど、何気ない文章がやたらと面白くて一気に読めてしまう。
三味線の稽古と言う全く未知の世界の話だけど、引き込まれて自分が体験しているような気持ちにさせられるのはさすがです。


角川文庫 定価476円
コメント
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