夏樹静子の代表作ですね。
30年前に話題になった頃、何でも手を出していながら推理小説だけはなんだか邪道な気がして避けていたので、題名だけは知っていたけど読んだのは今回が初めて。
推理小説を読むようになったのはここ5年くらいだけど、その間にミステリーは200冊くらいは読んだ経験から言えば、かなり幼稚に思える。
やはり30年の間の進歩は大きかったんでしょう。
おかしいと思わせる事がそこかしこに有るけれど、特に変だなぁと思ったのは、警察署長が記者会見で最新の情報をどんどん発表してしまうこと。
捜査の途中で裏づけもないような内容を公にするなんて・・・
捜査が進むに連れ、事件が二転三転するたびに、発表内容を訂正するという部分が、ユーモアになっているけど、リアリティの点からはいただけない。
まぁ30年前の日本の推理小説のレベルはこんなもんだったんでしょう。
光文社文庫 定価629円
30年前に話題になった頃、何でも手を出していながら推理小説だけはなんだか邪道な気がして避けていたので、題名だけは知っていたけど読んだのは今回が初めて。
推理小説を読むようになったのはここ5年くらいだけど、その間にミステリーは200冊くらいは読んだ経験から言えば、かなり幼稚に思える。
やはり30年の間の進歩は大きかったんでしょう。
おかしいと思わせる事がそこかしこに有るけれど、特に変だなぁと思ったのは、警察署長が記者会見で最新の情報をどんどん発表してしまうこと。
捜査の途中で裏づけもないような内容を公にするなんて・・・
捜査が進むに連れ、事件が二転三転するたびに、発表内容を訂正するという部分が、ユーモアになっているけど、リアリティの点からはいただけない。
まぁ30年前の日本の推理小説のレベルはこんなもんだったんでしょう。
光文社文庫 定価629円