toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

不正侵入

2011年07月21日 | 読書日記
天空への回廊と同じく笹本稜平の作品。
単純な事件が別の事件と結びついて・・・と言うよく有るパターンで物語が始まる。
その後、収束どころか謎は広まるばかり。
ハッカーが検察のサーバに侵入した時から急展開。
そこからがこの小説の正念場なのに、詰めが甘いと言うか・・関係者が一気に告白してほとんどの謎が明らかになってしまう。
その後はおまけのような展開で、サスペンスが単純な謎解きミステリーになりちょっとがっかり。

光文社文庫 定価876円+税
コメント
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