toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

禁断のパンダ

2011年09月03日 | 読書日記
著者は拓未司(たくみつかさ)。

背表紙に「このミス大賞」と有ったんで、タイトルと表紙の絵から、清水義範の「やっとかめ探偵団」の路線だろうと勝手に想像してしていたらとんでもない・・・

著者自身が料理人だったようで、美味しそうな料理や、料理の薀蓄が満載。
最後はとんでもないホラーチックな結末。
タイトルの意味は最後に分かる仕掛け。

一番最後の場面はちょっと余計です。

宝島文庫 上下巻 定価476円(上下共)
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極点飛行

2011年09月02日 | 読書日記
著者は笹本稜平。

「天空への回廊」と同じ趣向の冒険小説。
「天空への回廊」はイマイチの感が有ったけど、この「極点飛行」は良くてl来ている。
ストーリに無理はないし、登場人物の行動も理解できないと言うことがない。
「不正侵入」ではメタクソに書いたけど、ちょっと反省(笑)。

途中で話が緊迫した後は、ずっとテンション上がりっぱなしで最後まで緊張の連続。
これで、解説が北上次郎だったら完璧だったのに・・・・
あと、最後の場面は余計だったかも。二人を結婚させたことで、一気に安っぽい感じになってしまったのが残念。


光文社文庫 定価876円
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