時間が前後するいくつもの話が飛び交うという読みにくい構成のうえ話が全く面白くなくて読むのがだんだん辛くなってくるつまらない小説。
2022.11.20
扶桑社
時間が前後するいくつもの話が飛び交うという読みにくい構成のうえ話が全く面白くなくて読むのがだんだん辛くなってくるつまらない小説。
2022.11.20
扶桑社
「図書室のはこぶね」と舞台が同じだけど、生徒達は入れ替わっている。
評判が良かったから続編を出しました・・・ってところかも。
前作に比べてテーマが地味なせいかストーリ展開にイマイチ感が有ったけれど、最後は上手くまとまっていて良かった。
今回は続編に繋がっていきそうな設定と終わり方・・と言うことで、期待しましょう。
「図書室のはこぶね」では主人公の百瀬花音が一番魅力的だったけれど、この作品では脇役のマスヤスが良かった。
マスヤスだけでなく、登場人物はそれぞれ個性的で楽しませてくれるところも良い。
2024.8.10
実業之日本社
東京モノレールで働く4人の物語。
それぞれ背景が詳しく書いてあり、ここまで詳細にキャラ設定する必要ある?って感じだけど最後まで面白く読めた。
小野寺史宜の他の小説の登場人物が何人か登場するのはご愛敬。
「みつば」シリーズ以外では一番良かった。
杉本のジャズの趣味は私と似てるかも・・・。
2024.8.10
実業之日本社
5年前にシリーズ最初の作品を読んだけれど、続編が2冊も出ていた。
これは第3弾で今のところシリーズ最終巻みたい。。
結衣がいつの間にか管理職に出世してた。
最初の話もそうだったけれど、深く考えずにサラッと読む分には楽しい。
でも、結衣と晃太朗は二人とも行動するときのプライオリティがおかしいし、不自然な展開も多い。
池辺と塩野谷との話し合いが終わった場面で終わった方がすっきりするのに、その後の付けたしみたいな話は続編への伏線なのかな?
2021.4.20
新潮社
読む順番が狂ってしまったけれど、「ナンバー」と「リバース」の間の物語。
「ナンバー」からどのくらい時間が経っているのか良く分からないけれど、主人公の西澤にも部下ができたものの相変わらず上司から𠮟咤激励の状態。
そんな中、途中から登場した小堀のキャラがなかなか良い感じ。
最後は「リバース」の最初の状況に至った説明の内容だけど、たったそれだけのことで?
2014.1.25
双葉社
「リバース」を読んで相場英雄のイメージが変わったので、遡って読んでみた。
別の部署や他の組織との不毛な戦いはいかにもお役所的な話だけど、ちょっと強調しすぎに感じる。
先輩や上司から期待されてるのかいじめられているのか良く分からなかったりするけれど、結局は上手くやっているんだろうな。。
「トラップ」も読もう。
2012.6.24
双葉社
コトダマ(言霊からきてると思う)という特殊能力を持つ犯人と、彼等に対応するために同じく特殊能力者で警視庁に作られた特別チームとの戦いの物語。
設定だけ見れば子供向けアニメみたいだけど、色々それらしい説明があったりしてちゃんとした小説になっている。
最後まで面白く読めるけれど、細かいところで色々引っかかる。
全世界に100人の超能力者「コトダマ遣い」なのに登場するのは全員日本人というのは片寄り過ぎだよね。
GPSでビルは特定できても、階数までは分からいはず。
CDはデジタルでアナログではありません。
作品中でそれなりに科学的なことにも触れているのに、ちょっともったいない。
あと、被害者の悲惨な状態をタイトルにもってくるのも頂けない。
2024.7.26
KADOKAWA
前作が有るようで、そちらを読んでいないと分からないことが色々出てくる。
物語はそこそこ面白くて最後まで楽しめるけれど、この作者は何故いつもこんな構成にするんだろう?
この作品でフォントを変えて心情とか思い出とかが語られるけれど、関係の無い場面に出てくるので後から読み返さないといけない。
他の作品と同じく途中に別の話が入ってくるのはもうお約束。
読者いじめ?
ただ、この後どうなるのかは気になる。。
2014.10.25
中央公論新社
小学校の目の前に住んでいる一家の物語。
何が言いたいのか良く分からなくて、読んでいて嫌になるつまらない小説。
2015.12.20
新潮社
以前読んだ「御用船帰還せず」がイマイチだったから期待していなかったけれど、これは面白かった。
相場英雄は時代小説よりこっちの路線の人だったのかな。。
所轄の刑事が縄張りを超えて操作するのはどうかと思うけれど、物語としては最後まで楽しめた。
どうもシリーズ物らしいので、他の作品も是非読もうと思う。
2015.2.22
双葉社
主人公の快彦だけが知らない秘密を周りの人達はみんな知っているけれど、誰も本当のことを話そうとしない。
最後まで面白く読めるんだけど、それが不自然で読んでる間中違和感がある。
快彦も聞けばいいのに、何でも一人で調べようとするのも不自然。
最後は感動させようと言う作者の意図がミエミエで、もうちょっと何とかならなかったのかな。。
「ガーディアン」もそうだったけど、最後の詰めが甘い感じ。
2024.7.28
双葉社
二つの話が細切れになって交互に語られると言う私の一番嫌いなパターンの構成で嫌だなぁと思いながら読んでいくとさらに別の物語が始まってしまうと言う最悪な構成。
早く一つの話に収束して欲しいと思い、試練に耐えるように読んでいくと、そのうちの一つの話は一ヶ月前だと明らかになる。
その後は、どんどん結末が見えて来て最後はほぼ思った通りの展開。
大嫌いな構成を我慢して最後まで読んで良かったけれど、やっぱりこの構成は見直して欲しいな。
横関大と言うより伊坂幸太郎が書きそうな物語だった。
舞台を無理やりニューヨークにもっていたのは心臓移植の伏線のため?
2015.5.19
講談社