明日8月3日(日)は、教会暦で「平和聖日」です。午前9時から教会学校、午前10時15分から平和聖日礼拝を行います。午前10時頃から、讃美歌練習を行います。礼拝でのメッセージは「土の中から叫んでいた」、讃美歌は「こすずめも、くじらも」(今月のうた)、「このこどもたちが」、「球根の中には」です。
平和聖日礼拝の中で、浜坂教会「平和の祈り」を共に祈ります。「平和の祈り」を作るために、3週にわたってミーティングを行いました。そこで語られた一人ひとりの思いと言葉をつなぎ合わせ、以下の祈りの文言ができあがりました。
浜坂教会「平和の祈り」
世界では、戦争があり、あらゆる兵器によって兵士をはじめ、幼い子どもたちや女性たちの尊い命が奪われています。戦争とは、破壊、殺人、搾取と略奪、レイプ、あらゆる強欲、悪であり、憎しみに支配された、終わりのない報復の繰り返しのことです。
私たちは、自分や家族の健康を第一と考えます。ましてや、誰も自分の子どもや孫が殺されても良いとは思いません。そうであるならば、私たちも誰かの命を奪ったり、誰かの子どもや孫を殺すことなどしてはならないはずです。
日本は、再び戦争の道へと向かっているように思います。私たちの子どもや孫の将来は、一体どうなるのかと不安で一杯です。
戦争を認め、子どもや孫を送り出すということは、彼らに「殺人者」になれと命じることです。それは、「隣人を愛しなさい」という、イエスさまの教えに反しています。また、兵器や武器を売る、軍需産業や武器商人に利益をもたらし、それによって新しい兵器や武器が作られ、売られることになります。
私たちは、人を殺すために生まれてきたのではなく、殺されるために生まれてきたのでもありません。老人も、若者も神さまから祝福され、互いに助け合って生きるという責任があります。
私たちは、自分たちの畑を持ち、自分たちの食べる物は自分たちで作れるようであるべきだと思います。そして、武力によらない問題解決の方法について、互いに一生懸命考え、学ぶ努力を怠らないようでありたいと思います。
主なる神さま、どうか世界中の全ての命をお守りください。そして、「殺してはならない」、「隣人を愛しなさい」との御言葉によって共に生きることができますようにお導きください。アーメン
2014年8月3日 平和聖日にて