融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

明日は礼拝です

2017年06月10日 | 礼拝のご案内

 明日、6月11日(日)は、教会暦で「子どもの日(花の日)」です。午前9時から教会学校で、浜坂駅前交番にお花を届けます。帰りに、栄町公園の清掃をして、公園で遊びます。午前10時15分からは讃美歌練習、午前10時30分から礼拝が始まります。メッセージは「悔い改めて歩み出す」です。讃美歌は「イェスは委ねられる」(今月の歌)、「神の息よ」、「聖霊よ、降りて」です。礼拝後は、祈りの一時、お茶の一時があります。ご興味のある方は、どなたでもご出席ください。

 子どもの日には、子どもの幸せを祈り求めることが大切であると思います。一方で、大人は、赤字国債を天井知らずに発行し続け、莫大な借金を将来に押しつけ、子どもたちに負債を背負わせています。子どもの幸せを祈り、一方で子どもを借金地獄にさせているわけです。いい加減、この矛盾に気がついて、生き方を方向転換する必要があるのではないかと思います。

 放射性物質もしかり。今、自分が豊でありたいという欲望から原発は賛成し、放射性物質をどんどん未来の子どもに押しつけて、自分は知ったこっちゃないという考えは、分別のある大人の考えではありません。

 教育機関を称しながら、加計学園ビジネスという、政治家とグルになって自治体からタダで土地をせしめ、国の補助金、自治体からの補助金を引っ張り、口を利いた政治家はそのリベートを懐に入れ、政治家の言うことを聞いた官僚は出世をさせてもらい、税金の出所は国民のお金であり、土地は国民の財産であるにも関わらず、総理大臣がそういったことをやっているのですから、その手下どもも同じ穴の狢だと思います。もう、始末に負えません。都合の悪いことは「記憶にございません。記録にありません。」で済むと思っているのですから。

 そんな大人にも子どもがいることでしょう。そして、自分たちの子どもの幸せを祈っておられることでしょう。

 異常な光景に見えます。

 


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「み言葉を宣べ伝える」

2017年06月10日 | 聖書のお話

「み言葉を宣べ伝える」 使徒言行録 2章1~13節

 ユダヤ教の五旬祭の時、使徒たちの上に聖霊が降りました。ペンテコステは、聖霊が降ったことを記念する、キリスト教の三大祝祭の一つに数えられています。聖霊降臨に際しては、「激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、」とか、「炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。」と聖書記者が伝えています。霊である神さまの臨在や、言葉によって福音が宣べ伝えられようとしていることが暗示されているように思います。

 言葉を語るのは人間ですが、それを語らせているのは霊の働きです。語られる内容は、「神の偉大な業」についてです。その「神の偉大」さは、人間が考えるような偉大さではありません。人間が考えつくのは、王様のような権力者の姿とか、自分を神とするような傲慢な姿でしかありません。「神の偉大な業」とは、弱い立場の人、貧しくされた人、社会の弱い立場にされた人たちを選んで救う、神の愛に他なりません。そのことを「あざける」人々もいることでしょう。しかし、霊によって語るべきことは、神の愛しかないように思います。

 


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