融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

明日は礼拝です

2023年10月14日 | 礼拝のご案内

 明日10月15日(日)は、主日礼拝です。午前10時30分から礼拝が始まります。メッセージは「私たちの間に」、賛美歌は「主よ、わが身を」、「やすかれ、わがこころよ」です。ご興味のある方は、どなたでもご出席ください。

 かつて神学校で4年間共に過ごした仲間が、亡くなったという報を受けました。50代半ばで、油が乗った働きをされている真っ最中のことでした。色々なことを考えると、悲しき持ちで一杯です。友人知人や身近な人が亡くなったとき、悲しい気持ちになります。今、イスラエルとパレスチナの紛争が激化し、戦争状態に突入しています。同じように、悲しい気持ちになります。

 力の強い者の傲慢な振る舞いによって、憎しみと怒りの連鎖が続いています。イスラエルの大臣が、パレスチナの人たちを指して「人獣を殺す」という発言を公にしています。今起こっていることは、現代におけるホロコーストです。人種差別は、かくも恐ろしいものかと改めて思わされます。これ以上、人が死ぬことがないように、まずは争いを止めさせることが必要です。停戦の実現に向けて、世界の連帯が求められています。

 


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「もし愛があれば」

2023年10月14日 | 聖書のお話

「もし愛があれば」 ルカによる福音書 17章1~10節

 「つまずき」とは、イエスさんの愛とは何かが分からなくなることです。イエスさんの教える愛が理解できない人もいます。また、愛を伝える立場の者が僕のように仕える形ではなく、敬われたい、崇められたい、自分を偉い者のように扱って欲しいと考え、上から目線で愛を語るときにイエスさんの愛とは何かを分からなくさせてしまうのです。イエスさんは、それらを広い心で受け入れ、悔い改めたなら赦してやりなさいと教えています。

 イエスさんは、「わたしどもの信仰を増してください。」と言う弟子たちに向かって、「もしあなたがたにからし種一粒ほどの信仰があれば、この桑の木に『抜け出して海に根を下ろせ』と言っても、言うことを聞くであろう。」と言いました。もし愛があれば、桑の木が自ら海に根を下ろすという難題さえ聞き入れられると言うのです。イエスさんは、信仰を持って指導する者が主体なのではなく、教えを受け入れて行動する者もまた主体であると教えています。

 イエスさんは、「自分に命じられたことをみな果たしたら、『わたしどもは取りに足らない僕です。しなければならないことをしただけです。』」と言いなさいと弟子たちに教えています。もし愛があれば、高ぶって敬われたい、崇められたい、自分を偉い者のように扱って欲しいと考えたりはしません。イエスさんは、そのような上から目線ではなく、僕のように仕えることこそが本当の愛を伝えるために必要なことであると弟子たちに教えています。

 


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