新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

河津桜を見に伊豆へ 6

2012-03-08 20:39:05 | 旅行

ゆかりんにあきれかえられながらも電車の写真を撮ってから、桜並木をぶらぶらと歩きます。さすがに最混雑予想日だけあり、川沿いの遊歩道は老若男女と犬でごった返していました。桜並木をぶらぶらと歩き河津町役場近くにある、河津桜原木を見に行きます。この木は昭和30年代に河津町在住の飯田さんという方が河津川原で偶然見つけた桜の苗木を植えたところきれいに花が咲き、さらに昭和49年に調べたところ新種の桜であることがわかり、町の名前をとって「河津桜」と名付けられました。その原木が今でも飯田さんのお家の庭先にあり、樹齢は約60年だそうです。この原木は満開に近く咲いており、観光客が盛んにシャッターを押していました。

河津桜をのんびりと見て、帰りは早いですが河津12時39分発のスーパービュー踊り子8号で帰路につきます。もっといたかったのですが、この日の午後の踊り子号はすべて満席の表示でした。指定席は10号車の2階席だったのですが、改造車によくある柱の前の席を引き当ててしまい、あまり車窓が楽しめませんでした。もっとも二人とも疲れていたのか、お昼ご飯を食べてから寝てしまったので、あまり関係なかったのですが。東京駅に着いてから乗ってきた電車の写真を撮っていると、新幹線ホームに200系の原色車が入ってきました。

いったん改札を出て発車案内を見ると15時32分発の新潟行きとき号になるようなので、入場券を買って新幹線ホームへ行き撮影をしました。東海道の0系よりやや長い200系の鼻先です。


河津桜を見に伊豆へ 5

2012-03-08 20:20:11 | 旅行

河津で下車して桜並木を歩こうということなのですが、この日は臨時特急「あまぎ」が運転され、河津を10時30分発なので、ゆかりんに少々待っていただき、鉄モードに。まずは練習代わりにリゾート21ハワイアンブルー編成を。この電車は伊豆急行50周年を記念して、かつて伊豆急行で走っていた100系電車の塗装を再現した物です。展望席部分のイルカがワンポイントになっています。
 
いよいよお目当てのあまぎ号です。かつて東京ー伊豆急下田間を走っていた157系特急あまぎ号の塗装を再現した電車で、前日の特急「上州踊り子」号もこの車両が使われました。ヘッドマークはかつての157系時代の字体をまねていますがシール式で、側面方向幕は「臨時」表示とやや興をそがれる感じになっていますが、157系を知らない世代には珍しいものと映るのでしょう。私は157系時代は知らず、183系の「あまぎ」を写真で見たことある世代です。
 
川沿いの河津桜とともに。花が咲いていればもっとよかったのでしょうが致し方ありません。この線路沿いの河津桜は、昔に見たことあるような色の電車を見て何を思うのでしょう。


河津桜を見に伊豆へ 4

2012-03-08 20:05:27 | 旅行

翌日は伊豆熱川9時27分発の普通電車で河津へ。リゾート21で運転の普通電車ですが、黒船電車がやってきました。伊豆熱川でも乗客が乗っていましたが、車内はかなりの盛況ぶり。おそらく河津へ行くのでしょう。すわれなかったのでデッキで過ごします。次の片瀬白田で展望室の席が1つ空いたのでゆかりんに座ってもらい、デッキで過ごします。

片瀬白田ー伊豆稲取間で伊豆急行線は海岸を走るので車内から景色を撮ろうと思いカメラを構えますが、ふと思い立ってドア越しに撮ってみました。この電車は幕末に日本にやってきた黒船をイメージしているので、乗降扉の窓には船の窓風の円があしらわれています。普通に車窓を撮るには非常に邪魔ですが、こうして撮ると海を行く船の感じになりそうです。

電車はこんな感じで海岸線を走っていきます。晴れていれば車窓には伊豆大島や利島・新島・三宅島といった伊豆諸島が見えます。伊豆急行のハイライトなので車内放送でもご案内されますが、残念ながらこの日は見えませんでした。伊豆稲取で展望席が空いたのでわずかな時間ですが座り、河津へ。思った通り乗客のほとんどが河津で下車しました。