新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

南海サザンプレミアム

2012-03-26 20:10:17 | 鉄道

東京へのお帰りは関西空港からのフライトだったので、生駒ケーブルを乗った後は近鉄で大阪難波へ出て、難波界隈をぶらぶらして、南海の空港特急ラピートで関西空港へ。その前に先発の特急サザンが、新型車両「サザンプレミアム」だったので、撮り鉄です。まずはちょうど折り返しで到着したラピートと。南海線の2大巨頭です。

発車を待っている間に高野線ホームから電車が発車するところだったので流し撮りをしてみました。区間急行三日市町ゆきでした。ベンチがちょっと邪魔ですが、駅を発車する光景の重要なアイテムと考えて割り切りました。

サザンプレミアムの発車も流し撮りで。駅構内で動く物を撮るときにはどうしても流し撮りを多用せねばなりませんが、うまく撮れました。もっとも発車直後で相手のスピードが緩いからこそうまく行くのですが…。こうして見ると緩急表示灯が何かヒーロー物の目に見えてくるから不思議な感じです。


近鉄生駒鋼索線2

2012-03-26 19:52:22 | 鉄道

宝山寺からさらに生駒山上までは山上線に乗り換えます。こちらも2000年に車両が更新されています。森の音楽会をイメージした「ドレミ」と、

誕生会をイメージし、バースデーケーキをモチーフにした「スイート」の2両が運転されています。「ドレミ」の先頭部にはピアノがあり、そこに置かれている楽譜は「山の音楽会」の楽譜という凝りようです。

山上線は山の中を行く単線交走式でごく普通のケーブルカーの景色が広がります。また山上線には途中2駅の中間駅がありますが、乗降客はほとんどないと思われ、臨時増便の列車は途中駅通過の直行となります。山上には生駒山上遊園地がありますが、この日はお天気も悪かったので非常に閑散としていました。


近鉄生駒鋼索線1

2012-03-26 19:51:53 | 鉄道

映画を見た後梅田でお昼ご飯を食べてから地下鉄御堂筋線、中央線、近鉄けいはんな線を乗り継ぎ生駒まで行き、近鉄生駒ケーブルに乗ってきました。
生駒ケーブルは、宝山寺1号線、宝山寺2号線、山上線の総称で、普段は宝山寺1号線と山上線が運行されています。近鉄の前身である大阪電気軌道の系列の生駒鋼索鉄道が生駒聖天宝山寺参詣をあてこんで1918年に宝山寺線開業させた、日本最古のケーブルカー路線です。大阪電気軌道は開業時の経営難の際に宝山寺の賽銭を借りて資金に充てたことから見返りにケーブルを敷設したと逸話も残っています。

2000年までは開業当初に製造された車両を更新した車両が運転されていましたが、現在は宝山寺1号線にはブルドッグと三毛猫をモチーフにした車両が運転されています。駅員の帽子をかぶったブルドッグが「ブル」、双眼鏡でのぞいている三毛猫が「ミケ」の愛称が付けられています。

麓側の宝山寺1号線と2号線は単線交走式のケーブルカーが並んで敷設されており、複線区間になっており、中間の行き違い部分は複々線になっています。さらにケーブルカーでは珍しく踏切が3カ所あり、うち1カ所は複々線部分にあり、車両が行き違う様子が見られます。当然のことながらケーブルの通る部分の道路はきられており、さらにケーブルカー特有の車輪構造(外側の車輪はフランジが両方についていて、内側の車輪にフランジがついていない)を通すためにレール部分も大きく切られています。ケーブルカーが住宅地の中を通る何とも不思議な光景が味わえます。

ちなみに宝山寺2号線はこのような普通の車両となっており、普段は駅に留置されていますが、生駒聖天宝山寺への参拝客が激増する正月や1号線の運転休止期間中に運転されます。