新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

そうだ、箱根行こう。4

2017-07-04 20:18:11 | 旅行

桃源台から箱根ロープウェイに乗ります。循環式のロープウェイなので約1分間隔でゴンドラがやってきます。待つほどなくゴンドラに乗れました。

桃源台から大涌谷へ向けて登ってゆきます。晴れていれば芦ノ湖と箱根外輪山、そして富士山の姿が見られるのですが、かろうじて芦ノ湖の湖面が見える程度でした。そして、高度が上がってゆくと、

霧が濃くなり、白い霧の中にロープウェイのロープが消えてゆくような景色になります。姥子駅を過ぎると何も見えなくなりました。ただゴンドラ内に硫黄の香りが漂い始め、大涌谷が近いことが分かります。

20分程度の乗車で到着した大涌谷駅で早雲山へのロープウェイに乗り換えです。駅の外に出てみますが、大涌谷は真っ白で何も見えませんでした。風も強く吹いており、早々に早雲山駅へのロープウェイに乗り換えです。
早雲山駅行きのロープウェイに乗るとすぐに大涌谷の谷を一径間のロープで渡ってゆくのですが、周りは真っ白けで、霧の中からロープが現れ消えてゆくだけです。早雲山への下りにかかると次第に霧も晴れて景色が見えるようになってきます。早雲山駅に到着して、すぐにケーブルカーに乗り換えです。

1455発のケーブルカーに乗りますが、ケーブルカー車内は観光客で大混雑。ラッシュの様相を呈している車内に強羅駅まで乗る気がなくなり、途中の公園上駅で下車。

発車してゆくケーブルカーを見送ります。この辺りにも紫陽花が見られ、紫陽花とケーブルカーを撮ります。強羅駅までは下る一方なので歩くことにしました。ただ下り坂を歩くのもなんなので、強羅公園に立ち寄ります。

強羅公園は1914年に開設された洋風庭園で箱根登山鉄道が運営しています。2013年には国の登録記念物に登録されています。入園料550円の有料公園ですが、箱根フリーパスを持っていれば無料で入園できます。フリーパス様々です。



強羅公園にも様々な紫陽花が植えられており、見頃の紫陽花を楽しめます。紫陽花と言えどもいろいろな種類があり、それぞれ違うので興味深いです。
強羅公園で紫陽花を楽しんでから急な坂道を下って強羅駅まで歩きます。


そうだ、箱根行こう。3

2017-07-04 19:11:51 | 旅行

箱根町港に到着すると、先ほどの元箱根の時よりかは霧も晴れてきたような気がします。が、相変わらず船は欠航の様子。先ほど組んだ予定では箱根町港1330発の桃源台ゆきバスに乗るので時間があります。まずは湖岸に座ってお昼ごはん。

箱根町港にはこんな場所もあります。毎年お正月に見覚えありませんか?
そう、東京箱根間往復大学駅伝競走、箱根駅伝の往路ゴール、復路スタート地点です。この場所の脇には箱根駅伝ミュージアムがあり、箱根駅伝の歴史などを知ることができます。しかし箱根駅伝ミュージアムには入らず、箱根町港の茶屋本陣畔屋をぶらり。この中にある蒲鉾の老舗鈴廣さんでたこ焼きをいただきます。

見た目はたこ焼きですが、食べてみると食べ慣れたたこ焼きと食感が違います。ぷりぷりした感じ。なんともいえない食感に戸惑いつつも思いつきました。鈴廣さんなので蒲鉾ベースのたこ焼きです。たこ焼きなのに蒲鉾を食べているような感じでした。美味しゅうございました。

1330発のバスの時間が近づいたので、飲み物を買ってからバス乗り場で待っていると、続々と外国人の人が集まってきます。1日2往復のバスとは思えない乗客です。バスがやってきて乗り込むと立ち客も出る混雑。船が欠航しているからでしょう。大混雑のバスは定刻に発車。芦ノ湖スカイラインを経由して走るのですが、芦ノ湖スカイラインは霧の中。風景が全く見えない状態の中バスは淡々と走り、30分ほどで桃源台に到着。

バスを降りると新宿行きの高速バスが、復刻塗装車でやってきました。かつての小田急ロマンスカーにも似たオレンジと白のカラーのバスです。

小田急高速バス復刻塗装車を撮ってから桃源台港へ下りてみると、だいぶ霧も晴れてきた様子。ターミナルビルに入ると1500発の箱根町港ゆき海賊船が就航するようです。こちらは桃源台から箱根ロープウェイに乗って大涌谷から早雲山駅を目指します。