新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

北の国から2021夏〜5

2021-07-29 20:23:19 | 旅行

札幌駅を定刻0656に発車した特急オホーツク1号は新千歳空港行き特別快速エアポート66号としばし並走したのち、函館本線を旭川へ向けて快走してゆきます。しばらくは北海道の車窓を眺めていますが、お腹が減ったので朝ごはんにします。

買ってきたのは函館の駅弁屋みかどのお弁当。北の幸が入った幕の内弁当です。うにごはんにザンギ、ホタテ塩焼き、イカ団子などが入っていました。美味しくいただきました。食後は車窓を眺めながら過ごします。岩見沢・美唄・砂川・滝川とこの辺りは去年乗り歩いて、下車もしているので少し懐かしい感じです。深川を出てから少し寝てしまったようで、気がつけば列車は旭川に差し掛かっていました。

旭川に0832着。ここで乗客が入れ替わり、石北本線へと入ってゆきます。
四半世紀前、北海道を旅行していた時はこの区間は必ず夜行特急オホーツク9・10号に乗って深夜に寝て通過していたので、車窓を見るのは初めてです。新旭川で石北本線に入り、平野が尽きると人跡まれな区間。圧倒的な緑の中を列車は走ってゆきます。

北海道らしい畑の風景を見ると上川。上川を発車すると次の停車駅白滝まで37kmも駅がない区間に入ります。その間に峠を越えるため床下のエンジンが唸りを上げています。車窓を見ながら過ごしていますが、どうもディーゼルエンジンのうなりを聴くと眠くなる習性があるらしく、峠越えの車窓の記憶がありません。気がつくと列車は丸瀬布に到着していました。

丸瀬布からしばらく走るとやがて車窓左手に特徴的な岩山が見えてきます。遠軽町のシンボルともなっている瞰望岩で、遠軽の地名の由来ともなっています。これが見えれば遠軽駅。1028に到着。

ここ遠軽では約4分停車して列車の進行方向が変わります。この辺りは石北本線の成り立ちや国鉄末期の赤字ローカル線廃止にも関連しており、不本意ながらもスイッチバックしているといったところでしょうか。周りの人が座席を回転するのに合わせて座席を回転させて、今度は車窓が右手になります。1032に遠軽を発車。
遠軽からは北見へ向けてもう一つ峠越えになります。撮影名所としても、心霊スポットとしても有名な常紋トンネルをくぐり、北見盆地へ。車窓には北見の名産たまねぎ畑が広がります。北見トンネルに入ったところで下車準備を整えます。

北見に1127に到着。北見は道東随一の都市でもあるので下車した人も多くホームに活気があふれます。

朝に札幌を発ってから4時間。お昼前にようやく北見に到着しました。発車してゆく列車を撮影してから改札口を出ます。とりあえず荷物をコインロッカーに収めてから、まずは北見市上下水道局へ向かってマンホールカードをいただきに行きます。

駅前には北見市で営業をしている北海道北見バスの車両が停車していました。牛の模様にも見える緑の柄は営業している市町村の形を表しているそうです。
 


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