コパ・アメリカの中継がDAZNのみとは・・・・・

キリンチャレンジ杯とコパ・アメリカに臨む日本代表、メンバー発表は別日に開催

 6月に開幕するサッカー南米選手権=コパ・アメリカの中継が同じ
時期に女子サッカーW杯が開催される事などの影響で、DAZNでの
中継となり地上波では見られないという事が話題になっていた。

 コパ・アメリカといえばW杯以上に歴史の古い由緒ある大会で今
から20年前の99年にはフィリップ・トゥルシエ監督率いる日本代
表が招待され、ボリビアとは引き分けたものの開催国のパラグアイと
ペルーに敗れ1分2敗でグループ最下位に終わった事があった。

 もっとも20年前はシドニー五輪アジア1次予選と被ったため後の
トゥルシエ・ジャパンの主力選手を招集できず結果的にフランス組
のサバイバルマッチという位置付けになっており、特にDFラインが
トゥルシエの基本戦術であるフラット3をマスターできなかった事
からこの成績も当然で大会後一気に世代交代が進む事になる。

 ただし正真正銘のアウェーの雰囲気の中で戦うというのはホーム
での親善試合に慣れている代表チームにとっては貴重な機会だし、
次回以降もと思っていたが11年にようやく参加が決まったものの東
日本大震災の影響で参加見送りになったのを思い出す。

 この時は女子W杯で日本代表が優勝しコパ・アメリカには日本が
参加してなかったので扱いも女子が中心になり、コパ・アメリカは
BS-1で中継されていたが影が薄く結果もほとんど取り上げられな
かった。

  コパ・アメリカは海外組の拘束能力がなく国内もJリーグの公式
戦やACLも並行して行われているため、ベストメンバーを組みにく
くなっている事からスター選手中心主義のマスコミにとって面白味
のない大会になるようだから地上波などは中継に慎重になるのだろ
う。

 ちなみに20年前のパラグアイ大会の時はWOWOWが ほぼ全試合
を中継し、日本戦はNTVが並行して中継するという形でBS‐1は五輪
代表の試合を中継していたのだから今回も同じような姿勢という事
になるのかもしれない。

 そうはいっても日本が苦手とする南米の狡猾さなどを実体験する
貴重な機会だし、そういった試合をTV局も中継して一般のファン
に伝えるべきではないかと思うのだが。

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