プロレス技の伝授も息子を持つ醍醐味

 今朝 次男から‘4の字固めはどうやるの?’と尋ねられた事から
本当の4の字固めをすると大変なので、次男の足に私の腕でかけて
やると かなり痛がっていた。

 その一方で裏返しにすると かけ手の方も痛いという事を実践する
べく次男に4の字をかけさせたらムチャクチャ痛かったし、裏返しに
する余裕がなく失敗した。

 4の字固めは正式には足4の字というらしく我々の世代はフィギュア
フォー・レッグロッグとも言っていたポピュラーな技で、ザ・デスト
ロイヤーが試合で必ずやっていた技だったしプロレスごっこでは必須
技だったので誰でもやっていた。

 もっとも当時プロレスはTV中継があったので4の字固めだけでなく
コブラツイストや卍固めに、キーロックやインディアンデスロック
などもよく友達同士でかけ合っていたのを思い出す。

 一方で友達の家で布団やマットを敷いてバックドロップやブレーン
バスターにダブルアーム・スープレックスの かけ合いこをやるなど、
今では考えると一歩間違えれば大変な事になる遊びをよくやっていた
のだ。

 考えてみるとプロレス遊びは投げ技は危ないのに対し4の字固めの
ような関節技は相手がギブアップすれば外すという暗黙のルールが
あったので、意外に流行っていたのだが中にはガマン強い者がいて
ギブアップしないケースがあった。

 ただし最近はプロレス中継自体がないため子供達には見る機会が
なくピンと来ないし、それゆえ一旦教えると度合いが分からないの
で危ないケースがあるため積極的に教えづらかったのが現状だ。

 だからこそ今回のように次男が‘教えてくれ’と言ってくれば、
まず痛みを体験させてやれるし無茶はしないだろうという考えだ。

 それにしてもプロレス技を子供に教える事ができるのも息子を
持てばこそで、キャッチボールをできる事同様に息子を持った父
親の醍醐味かもしれない。

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