昨日は次男の誕生日だったのだが以前から記しているように次男の誕生日は
ヒーロー作品の顔である平田昭彦の命日で、しかも平田昭彦が亡くなったのが
84ロス五輪の年で次男が生まれたのは04アテネ五輪の年だから平田昭彦が
亡くなって20年目に次男が生まれた事になっているのだ。
平田昭彦といえば54ゴジラでゴジラを倒すオキシジェンデストロイアを、ウル
トラマンではウルトラマンを倒したゼットンを粉砕する無重力弾を開発した博士と
いうイメージが強いのだが忘れてならないのが悪役だ。
そもそも54ゴジラで‘禁断の兵器’オキシジェンデストロイアを開発した芹沢
大介博士自体がマッドサイエンティストの雰囲気だったし、3年後の地球防衛
軍でも侵略者・ミステリアンの進んだ科学力に心酔し最終的に騙されて協力
してしまう白石亮一博士も ある意味 悪役系の博士だろう。
私が最初に悪役を演じる平田昭彦を見たのは海底軍艦でムゥ帝国の工作員
としてタクシーの運転手で科学者を誘拐するなど暗躍をしていた。
続いて南海の大決闘ではテロ組織・赤い竹の軍人として芹沢博士を髣髴させ
る眼帯を付けての登場だったし、怪奇大作戦ではコンピューターのデータの
信奉者として宇佐美純也演じる父親すら抹殺してしまう会社社長を演じマイ
ティジャックでも二谷英明演じる当八郎隊長に対する復讐心を持った雲井博士
としてゲスト出演していた。
そして何といってもレインボーマンの敵対組織・死ね死ね団のボス・ミスターK
だろう。
いかにも金持ちという雰囲気で葉巻をくゆらせながら冷酷な指令を発し、
作戦に失敗した部下を容赦なく処刑するという悪のボスというキャラを好演。
例えばウルトラマンの岩本博士はメフィラス星人編で氏のスケジュールが合わ
なかったからか同じ東宝出身の伊藤久哉が演じていたのだが、ミスターKだけ
は別。
‘快傑ズバットの早川健を演じきれるのは宮内洋以外にはありえない’といわ
れるがミスターKも平田昭彦以外の俳優ではありえない凄みを醸し出していた
のを見ても、ヒーローは誰でもできるが魅力ある悪人は誰にでもできないという
のを我々の世代に知らしめた人だと思うのだ。
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全くキャラが違いましたからね。
ない理由が判明しました。
ロス五輪と重なっていたのですね。
当時、1歳下の後輩と付き合って
（いたと思っていたのは、自分だけだった）
閉会式の直前に、フラれたのを思い出しましたわ（苦笑）。
個人的にゴタゴタしていたので、平田さんの逝去という重大な出来事すら、何処かにとんでいたんだなぁと。
ところで、佐々木剛さんの自伝を読み返してみて、
『ズバット』を佐々木さんが演じていたかも！？
という記載があって、これもすっかり忘れていました。
佐々木さんのズバットって……
初期の一文字隼人調＋風祭右京調で演じてくれたら、
見たかったカモ……
それか、早川健のライバルキャラとして登場とか、
も面白かったかもね～。
佐々木剛が早川健の可能性があったのですか。
それは初耳でした。
でもやはり早川健は宮内洋の存在が大きかったので
佐々木剛でなくてよかったのではないかと思います。
そういえば滝がズバットの敵役でしたね。