ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
大場政夫が亡くなって50年目
今から50年前の今日73年1月25日の午前11:30前にWBAフライ級
王者の大場政夫が、愛車・シボレーコルベットを運転中に首都高速
で事故を起こし23歳の若さで亡くなった。
23日前の1月2日に日大講堂で行われたチャチャイ・チオノイ相手
に1Rのダウンを跳ね返し、12RにKO勝ちするという劇的な内容で5
度目の防衛に成功した直後だっただけに多くのボクシングファンに
とって衝撃的なニュースだった。
身長168cmと当時フライ級歴代最長身王者だった大場の最大の敵
は自らのウェートで減量苦は相当なものだったようだし、もともと
ボクサーは酒やタバコはご法度な中で大好きだったのが車で相当な
カーマニアだったようだしジム関係者も‘それぐらいは’と認めていた
という。
悪い事は重なるもので大場のスケジュールは例年なら詰まってお
り試合が終わると次の試合の準備などで多忙だったのが、この時期
のスケジュールに空白ができており比較的に自由にドライブする事
ができたというのだ。
しかもフライ級での体重意地が限界に近くなっておりバンタムに
上げるという話もあったようで、そこいらを考えるとアクシデント
が起きやすい時期だった事が分かる。
大場が今でも健在なら73歳という事になるのだが、鮮やかすぎる
ラストファイトの印象が強いため正直言って73歳の大場の姿を想像
できないのだ。
正直言って技術的には今のボクシングから見ると見劣りするのは
仕方ないのだが、年齢を経て大場がどんなスタイルになって行った
のかは見てみたかった気がする。
コメント ( 20 ) | Trackback ( 0 )
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本日は、大場の墓参りする方もいたようですね。車を飛ばすのは、彼の最高のストレス解消だったのでしょうが、あの事故の写真は残酷ですよねえ・・・。
人種差別が根強い欧米で黒人選手は活躍しても上流階級の仲間入りができないため高級車に乗って成功を誇示すると言いますが、大場の場合は減量が厳しいため食べられるものも食べられず酒&たばこもダメとあって高級車は成功のシンボルだったのでしょう。
ボクサーは2度目の防衛戦まで前王者側に興行権を握られているので本当に儲かるのは3度目からで、実際3度目の防衛成功後に両親に家をプレゼントし4度目の防衛のファイトマネーで車を購入したのでしょうね。
そういう意味では栄光の車で天国に行った形になりますが、やはり辛いものが多いです。
亡くなってもう半世紀も経つんですね…もし存命ならどの様な人生を歩まれたのかまた帝拳の後輩達をどの様に見てたか?気になるところです…これは余談ですが奇しくも大場さんが世界王者になった歳(21歳)に岡山で帝拳グループの後輩辰吉丈一郎が誕生時を経て同じ21歳にして世界王者になってますお二方共に帝拳叩き上げの世界王者ですね
いらっしゃいませ、はじめまして。
なるほどそういえば大場政夫と辰吉丈一郎は、見事につながってますね。
そういえば初戴冠時が共に21歳という共通点もありますが、存命だったら現在の辰吉のような呂律の回らないような喋り方になる可能性がないとは言えません。
そういう意味でも健康な年の取り方をして欲しかったですね。
辰吉さん以前某ジムのイベントでお逢いして話をしましたがさほど呂律が回ってない感じは見受けられませんでしたが…ところで大場政夫さんの試合をリアルタイムで観てた世代ですか?私は残念ながら亡くなった後に誕生してるので観たことありません!ボクシングを見始めたのがこれまた不思議なもので渡辺二郎さん六車卓也さんと大阪帝拳の選手の試合からでした‼️大場さんが帝拳初の世界王者だと知ったのはドキュメントを観てからでそこからファンになりました
私の場合64年生まれですから70年にベルクレックからタイトルを奪取した試合は小1の時で、祖父や父達と一緒に見ていて大喜びしてましたが当時好き嫌いがあって小食だった私に父が「大場政夫が強いのは何でも好き嫌いなくたくさん食べるから」と言われて好き嫌いがなくなって健啖家になりました。
もっとも大場は168cmと当時のフライ級では歴代最長身だった代償として、減量がムチャクチャきつく食事制限が厳しかったようですね。
私がまともに見たのは世界王者になってからですが、仕留める時の高速連打が凄かったのでファイターと思っていたら基本的に長いリーチを生かしたアウトボクサーだったようです。
特に右ストレートは当時の長距離ミサイル=オネストジョンと呼ばれてまして、それだけアウトレンジからの攻撃が中心だったわけです。
だからフックやアッパーは打たずに基本ジャブ&ストレートが中心で、チャンスでも今見てみると手打ちの連打が目立ちますね。
時代を超えて愛される大場選手はカリスマですね💓
話しはそれますが特撮お好きなようで…私も特撮好きで宮内洋さんの作品が好きです❤️怪傑ズバットの早川健は特に好きですょ❤️
ボクシングの基本はワン・ツーですし、特に長身でりーつの長い大葉にとっても基本であり最大の武器だったと思われます。
それに抜群の勝利への執念が加わっていたので、その姿が時代を越えて支持されるのだろ思います。
宮内洋氏は等身大特撮ヒーローのカリスマですからね。
ズバットは宮内氏以外に演じられる人はいないでしょう。
目標達成の為必死に頑張ってた頃自然と脳裏に浮かんだのは大場政夫さんでした
昭和の時代はボクシングの世界戦は国民的行事だったので、普段ボクシングなど嫌いな母や祖母も一緒に見てましたから世界王者は国民的英雄だったわけです。
しかも若いのに交通事故を起こして世界タイトルを保持して亡くなった大場政夫のインパクトは相当なものでした。
大葉の事故死は衝撃的でしたし、乗っていた外車=シボレーコルベットという名前もコレで覚えましたね。
今はYou Tubeなどでも大葉の映像が見られますから、いい時代ですよね。(当時は日テレ系の世界戦が早期KOでなければ見られなかった)
ご存じかと思いますが大場は世界王者になった後に、ノンタイトル戦を海外での試合を含め3試合行ってますから個人的にも見たいのですがね。
特にアメリカで行ったノンタイトルは2Rにダウンを喫して逆転KO勝ちしてますから、逆転の貴公子の原点になった試合だったのですがね。
だから短縮版でも見られるのはありがたいのですよ。
母校に大場政夫コーナーあるのですね、さすがですしそうやって語り継いで欲しいものです。
このポスターは今はなきボクシングマガジン82年12月に発光された1月号の付録でしたから、これを理容師の修業中は部屋に貼って心の支えにしてました。
ちなみに帝拳ジムの葛西裕一トレーナーも大場のファンで部屋にこのポスターを貼ってました。