レオと矢島信男は相性がよかった?

 今から50年前にOAされていたウルトラマンレオはオイルショッ
クなどの影響から予算不足との戦いだったようで、こういう時に
頼りになっただろうなと思うのが特撮担当の矢島信男氏。

 もともと東映の特撮を担当しておりキャプテンウルトラの搭乗
艇で3機分離合体するシュピーゲル号を上手く撮っており、ミラー
マンでも3機に分離合体するSGMのジャンボフェニックスを撮る
だけでなく登場する怪獣には体の一部を飛ばすシーンなどが得意
な監督だ。

 こういった矢島氏の撮り方は予算があまりかからなかったよう
で、円谷作品でもミラーマンやジャンボーグAなどで特撮を担当
するようになった。

 そしてウルトラシリーズでもタロウから参加し49話と50話を担
当しており、レオになると7話のケンドロス編から参加し51話中
18話を担当する。

 ダンとアンヌ?が再会するウリンガ編やババルウ星人編、そし
て最終回を含めた2話も担当していた。

 レオは光線技よりもフィジカル系の戦いを得意とするわけで、
ある意味仮面ライダーのような等身大系に近いのだからレオとも
相性はいい。

 最終回でブラックエンドを倒したレオをブラック指令を倒した
子ども達が見上げるシーンは、矢島氏が得意とするアングルで個
人的に好きなシーンである。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« 自分の仕事中... 大谷翔平一気... »
 
コメント
 
 
 
Unknown (tamutamu)
2024-09-24 14:17:49
お久しぶりです。
自分が物心ついた頃から見ていた特撮は、殆どか矢島監督が担当したものばかりだったんですよ。
「ギャバン」から「ジバン」までのメタルヒーローしかり、「バイオマン」から「ライブマン」までの戦隊ヒーローしかり、そして「仮面ライダーBLACK」と「~RX」しかり、これらの東映特撮はみんな自分がリアルタイムで見てきたヒーローで、その作品に矢島監督が携わっていたと思うと感慨深いものがあります。
 
 
 
東映作品は (こーじ )
2024-09-24 23:08:14
>tamutamu様{/plane_wel/

 この時期の特撮ヒーローは東映の独壇場のような形でしたから、矢島氏の特撮を見る機会多かったでしょうね。

 
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。