溝呂木眞也とカブラギ・シンヤ

 ウルトラマンZ17話のラストでカブラギ・シンヤに憑依した寄
生生命体・セレブロが、カブラギの体に歴戦のダメージが蓄積し
ていた事から彼を追跡してきた地球防衛軍のアサノ隊員の体に憑
依して入れ替わる。

 この結果カブラギは拘束される形になるのだが、よくよく考え
てみるとカブラギ・シンヤとウルトラマンネクサスに登場しダー
ク・メフィストに変身する溝呂木眞也とパターンが似ているし名
前からしてミゾロギ・シンヤとカブラギ・シンヤと語呂が似てい
るのだ。

 こうしてみるとウルトラマンネクサスの設定が、Zにも生かされ
ているのが分かる。

 そもそもカブラギ・シンヤは1話でゲネガークの破片を回収中に
セレブロに取りつかれてしまい作成した怪獣メダルを怪獣に使用し、
自ら合体怪獣やベリアル融合獣に変身してウルトラマンと交戦して
いたわけだ。

 怪獣の破片を回収といえばネクサスではTLTのホワイトスイー
パーが倒されたビーストの破片を回収しており、カブラギはネク
サスの世界ではホワイトスイーパーの隊員だったという事か。

 そしてカブラギがベリアル融合獣や合体怪獣に変身するというの
は、溝呂木がダーク・メフィストに変身するというのと同じ展開か。

 もっとも溝呂木は防衛チームのメンバーだったのだが今回カブラ
ギに憑依していたセレブロが乗り移ったアサノは防衛軍隊員だった
のに対し、ダーク・メフィスト・ツヴァイに変身したのはMPの三沢
広之だったわけでZの設定の反対になっている。

 つまり溝呂木眞也がカブラギ・シンヤで、三沢広之がアサノとい
う形になるのだろう。

 それにしてもネクサスの設定がZでは意外に生かされているのを
見ると、ネクサスという作品の凄さが十分実感できるのだ。

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