バスケットボールで、ここまで盛り上がるとは

A東京が下克上V、東地区3位から敵地連戦制し連覇

 昨日横浜アリーナで行われたバスケットボールのBリーグファイ
ナルは、東地区3位のA東京が東地区1位の千葉に71-67で勝ち
2年連続優勝を達成した。

 前半を35-33と僅差で折り返した東京が第3Qを29-13と大き
くリードして19点差をつけたが、第4Qに入って千葉が追い上げ終
盤には2点差まで詰め寄ったものの東京が逃げ切る形での連覇とな
った。

 昨シーズン優勝の東京だったが今シーズンは苦戦し東地区3位の
ワイルドカード枠でのチャンピオンシップ進出で、中地区1位の新
潟や西地区1位の琉球にアウェーで勝ち上がってのファイナル進出
だったのだから価値がある。

 それにしてもNHKで生中継されたファイナルを見ていると横浜
アリーナに1万3千人近い大観衆がつめかけ、熱気あふれる素晴ら
しい雰囲気の中での好ゲームだったからBリーグ発足から3年でこ
こまでなったのかと驚いたものだ。

 JBL時代のバスケットボールは基本的に会場は代々木第2体育館
で基本的に企業対抗戦だった事から企業が動員した応援団はいて
も、その部分だけでは盛り上がっていたものの一般客の数は少な
く会場全体の雰囲気もBリーグになってからの雰囲気とは天と地の
差だった。

 実は98年11月に釜山一泊旅行に行くとバスケットボールのファ
イナルのような試合が全チャンネルでOAされており、凄い熱気
だったのを覚えておりアジアで勝ち抜くのにも国内リーグから
こういった 雰囲気の中でやってなければダメなのではと思って
いたが当時の企業対抗に過ぎないJBLでは無理だろうなというの
が実感だった。

 それが21年経って横浜アリーナを満杯にした素晴らしい雰囲気
の中でのファイナルを見ていると、いかにプロ化と地域密着型が
王道か分かるし単なる企業対抗ではこういったのは無理だと実感
したのだ。

 こういった成果を出しているBリーグの現執行部に対して未だに
批判的な日本バスケットボール振興会なる連中の感覚は信じがたく、
彼らでは絶対にこういった成功を収める事はなかっただろうと思う
のだ。

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