ULTRAMANとウルトラマンZ

 6月に始まったウルトラマンZの評判が凄くいいようで個人的にも
ギンガ以降のニュージェネレーションズの中では最も興味を持てる
内容だと思うし、
BS‐11で火曜深夜にOAされていたアニメ版ULTRA
MANの評価も高く個人的にも嬉しいものがある。

 以前から記しているように名作と思われる内容のウルトラマンネ
クサスが1クール分の放送短縮の憂き目に遭ったのは土曜7:30にも
拘わらず深夜に大人が見る内容の作品だったわけで、最近では仮面
ライダーなども日曜朝になっているので視聴者受けするような内容
を要求される事になっている。

 だから‘ご唱和ください、我の名を!’というZのセリフには当初は
脱力したものの内容を見ていると、それなりにまとまっている感じ
だったので久しぶりに見る気になったのだ。

 思えばウルトラというのは元祖のウルトラQからシリアス路線だ
けでなく地底超特急西へやカネゴンの繭のようなコメディ路線など
幅広い芸域があったわけで、第2期に入ってもウルトラ兄弟総出演
的なタロウとシリアス路線のレオといった具合に作る幅が広いのが
特徴だ。

 個人的にはセブンやネクサスのようなシリアス作品の方が好きで
はあるが、それだけだと一部のファンは喜んでも大衆受けしないわ
けで会社経営も厳しくなってくる。

 だからこそシリアス路線の極みだった平成セブンがオリジナル
ビデオ作品になったのだろうし、SEVEN・Xなどと同様に深夜作品
やBS作品と同じ扱いという事になる。

 こうしてみると仮面ライダーファンもそうだが地上波で週末の午
前にOAされる作品は広い年齢層を狙った一般受けする内容になる
だろうし、シリアス系の作品を見たい場合は夜中やBS作品として見
るという時代になっているのかもしれない。

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