星稜の高校サッカー選手権初優勝に思う

星稜、延長戦で雪辱＝不在の監督から力―高校サッカー(時事通信) - goo ニュース

　今日 埼玉スタジアムで行われた全国高校サッカー選手権決勝は、
昨年準優勝の星稜が延長の末 前橋育英に4－2で勝ち悲願の初優勝
を飾った。

　昨年決勝で富山第一相手に2－0とリードを奪いながら残り3分で
追い付かれ延長で敗れた雪辱を期して臨んだ今大会だが、大会前に
チームを率いていた河崎監督が交通事故に遭うアクシデントに見舞
われながらの優勝は選手をはじめとした関係者にとって感無量だろ
う。

　大本命と言われた総体優勝の東福岡を3回戦で静岡学園が3－0で
破りサッカーどころの意地を見せた形で、これで勢いに乗るかに
思われたがベスト8で日大藤沢から1－2で敗れ藤沢に3－0で勝った
星稜が決勝に進んでいた。

　前年の決勝で終了間際にPKを決められて追い付かれ延長の末に
敗れている星稜のようなチームは翌年も失敗するケースが多いし、
ベスト4で過去4度敗れていた前橋育英が‘土壇場で追い付いてPK
戦で勝ち進んでいるので勢いがあるのでは’と思っていたのだが
先制しながら一旦逆転されたのを追い付き延長で勝って雪辱した
のだから凄い。

　それにしても05年度に野洲が優勝して10年になるが11年度の市
船橋以外は星稜を含めて全て初優勝なのだから最近の高校サッカ
ーは群雄割拠になっているか分かるし、流経大柏と市船橋の千葉
勢が優勝した以外は同じ県代表の優勝もないのだから全国のレベ
ルが上がっているという事だろう。

　ちなみに国立競技場が建て替えのため埼玉スタジアムでの準決勝
&決勝だったが、トラックのない専用スタジアムでの試合は素晴ら
しい雰囲気で国立が新しくなっても埼玉を使って欲しいと思う。