最後の福岡国際マラソンを前に


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-sp-tp0-211203-202112030000725

 明日から12月第1週の週末になるのだがスポーツカレンダー的
には土曜日でJリーグ=J1最終日で、既にJ1優勝は決まっている
ものの最後のJ2降格チームが決まるというのが注目ポイントだ。

 そして迎える日曜日は昭和の時代から午後からの三本柱=す
なわち福岡国際マラソン・ラグビー早明戦・男子ゴルフ日本シ
リーズが行わてて来たわけで、特にメインは福岡国際マラソン
だったのは言うまでもなく学生時代など期末テスト期間だった
にも拘わらずスポーツ中継三本立てに思わず見入ってしまって
いたのも今ではいい思い出だ。

 ところが最近は三本立てイベントに以前ほどの関心がなくな
っているのが事実で、特に福岡国際マラソンが今年で終わると
いう形になっているのは残念ではある。

 昭和の時代の福岡国際マラソンは文字通り世界のトップラン
ナーが集結しており特に83年はロス五輪の前哨戦という形で、
世界記録保持者のアルベルト・サラザールやジェマ・イカンガ
ーらが集結し日本のトップランナーと好勝負を繰り広げた。

 そして瀬古利彦がイカンガ―に競技場までピッタリとくっつ
いて走り、ラストの100mでスパートをかけて振り切ったレー
スは瀬古にとっても最高のレースだと思うし個人的にも福岡国
際といえば83年のレースという事になる。

 瀬古が出てくる前はフランク・ショーターの独壇場のような
感じで宇佐美彰朗が70年に優勝したのが唯一の日本人の優勝と
いう事から、日本人選手にとっても非常にハードルの高い大会
となっていたわけでここでの優勝は相当な価値を持っていたと
思う。

 ちなみに最多優勝はフランク・ショーターと瀬古利彦の4回で
カナダのジェロム・ドレイトンとエチオピアのゲザハン・アベラ
の3回が続いており、オーストラリアのデレク・クレイトンが67
年大会で2時間9分台の世界記録を出している。

 当初は雁ノ巣折り返しだったのが85年から和白折り返しになり、
91年からは東は香椎までで市内を周回するようなコースになるな
ど時代に合わせたコース設定に変更された。

 この大会が3月の びわ湖に続いて今年限りで終わるというのも
残念だが、主催新聞社の大赤字というのが大きく響いているのか
もしれない。

 できればホークスを根付かせてくれているソフトバンクあたり
が引き継いでくれるのを期待したいのだが・・・・

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