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ヒーロー作品史上最大の侵略

 ミラーマンの最終EPでインベーダーが自らの星を地球と衝突させて破壊し、
その後 太陽系と同じ軌道を回って地球と同じ環境にするという想像を絶する
計画を立てる。


 インベーダーの惑星Xは地球の2倍で質量は4倍だから地球と衝突すれば確
かに ひとたまりもないのだが、更に凄いのは惑星Xが地球と衝突するまで10日
と12時間というのだから 凄まじい早さで移動させている事になる。


 思えば円谷作品の最終EPは盛り上がるのが定番だから当然ながら敵の侵攻
も最大規模の ものになる。


 ウルトラマンでは かつてないほどの円盤群が地球に来襲したしセブンでは
防御の薄い地底からドリルミサイルを撃ち込んで世界中の主要都市を壊滅させ
ようとした。


 一方で帰ってきたウルトラマンはウルトラマンの抹殺を最大の目的とした
バッド星人がゼットンを連れて襲来したし、エースではヤプールが北斗の心に
挑戦してくるという独特のエースワールドで〆ているのを見ると第2期ウルトラ
はウルトラヒーローのみを狙って来るケースが目立つ。


 それに比べてミラーマンの場合は空を飛べないという事もあるだろうがミラー
マンもろとも自らの惑星を衝突させて地球そのものを壊滅させるという空前
絶後の侵略計画をインベーダーは企てていた。


 ウルトラの最終EPに登場した敵は少なくとも地球を侵略しても地球そのものを
破壊する事は計画してなかったようだが、インベーダーの場合は地球を破壊
しようというのだから これこそ史上最大の侵略だろう。


 それにしても地球そのものを自らの惑星と衝突させて破壊し太陽系第3惑星に
入れ代わろうというインベーダーの性急さに驚くのだが、惑星Xが赤い星だった
のを見ると赤い星は星の末期状態という事もあるので自らの惑星の寿命が尽き
かけているという事を察知し このまま座して死を待つよりも・・・と考えての最後
の計画だったのかもしれない。


 もっともミラーマンの最終回で地球側が建造した反引力装置に よって弾き飛
ばされて惑星Xが壊滅し、インベーダーも全滅したと思われるので彼らの地球
侵略の要因は永遠の謎になったのではあるが・・・・

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