ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
ヘナロ・エルナンデスの凄さを思い知って20年
今から20年前の昨日92年11月20日に 東京体育館で行われたのがWBA:
Jライト級タイトルマッチで世界1位の渡辺雄二が王者のヘナロ・エルナンデスに
挑戦したものの6RでTKO負けした。
試合前の予想は判定なら王者だが10戦全勝10KO勝ちの渡辺のパンチが
当たれば十分タイトル奪取の可能性もありというのが定番で‘180cmの長身で
58,9㌔では減量も厳しいだろうから渡辺が接近戦に持ち込んでボディを中心に
打ちまくり打ち合いに持ち込めば’と言われていたのだ。
ヘナロ・エルナンデスは帝拳ジムとプロモート契約をしていたのでタイトルを
奪取して迎えた2度目の防衛戦を福岡で竹田益明相手に判定で完勝していた
ものの試合中に右拳を痛めていたし、何よりWOWOWがOAしていたため
当時加入してなかった事もあり見てないので渡辺の強打への期待は 嫌がおう
でも高まっていたのだ。
ところが予想外だったのが王者の計量シーンで、180cmにも拘らずトレー
ナー姿で秤に乗りリミットを下回っていたので予想された減量苦は一切ないと
いう事が判明。
更に試合が始まると渡辺の得意とする打ち合いに自ら応じて左のショート
アッパーを中心にしたコンビネーションで渡辺を痛めつけていき最終的には
TKO勝ちしたのだから驚いたし、更に試合中 竹田戦で痛めた右拳を再び
痛めていたという事が判明。
つまり強打の渡辺と打ち合って左手一本で圧勝してしまったのだ。
この時点でエルナンデスの強さが判明したので95年にオスカー・デラホー
ヤとの試合を熱望してタイトルを返上するまで このクラスの日本人選手の
挑戦は96年1月に崔龍洙に三谷大和が挑戦するまでブランクを作るの
だった。
ちなみに このタイトルを現在保持しているのは内山高志。
昨年1月に行われた三浦隆司戦で右拳を痛めながら左一本で目を潰して
戦闘不能に追い込んでTKO勝ちしたのを見てエルナンデスを思い出したの
だった。
残念ながらヘナロ・エルナンデスは昨年ガンのため亡くなっているが現在の
内山の姿を見るとヘナロ・エルナンデスと戦ったらどっちが強いか?と思って
しまうし、ヘナロの領域に達した日本人選手が ようやく出てきたと感慨深い
ものがある。
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慌てて世界戦やる必要なかったんだょ
悪い選手じゃなかったのに
って連れがいってましたなぁ
しかし接近戦でも渡辺を圧倒したヘナロはまさに格が違うとしか言いようが無かったです。
まぁ当時ウジTVがイチ押しでしたからね。
しかもジムも大きくないのでTV局に乗せられたのではないかと思います。
赤城武幸とスティーブ・クルスに勝っての挑戦でしたけどね。
>チャベスのボディブロー様
いらっしゃいませ、コチラでは初めまして。
赤城やクルスに勝っているから一気に・・という事でしょうけど、相手が悪かったですね。
フェザーに落としたのは前日計量制ができたのでという感じでしたけど、結果的に大失敗でしたよね。
ヘナロなら畑山も勝てなかったと思います。