‘親善試合’を‘強化試合’と謳ってもファンは騙せない

キューバ戦、観客動員振るわず…料金再検討へ(サンケイスポーツ) - goo ニュース

 11月16日と18日に福岡と札幌でWBCの日本代表がキューバ相手に強化
試合と
いう名の親善試合を行った。

 マスゴミは大々的に‘WBC3連覇を目指す侍ジャパン第1ラウンドの前哨戦’
と煽っていたし2試合とも日本が2-0、3-1で連勝したものの観客数は平日
開催だった福岡が17,468人で日曜開催の札幌は21,236人と満員には程遠
状態だった。

 16日に観戦した お客さんの話によるとチケットが1万2千円で最も安い席でも
5千円というのだから割高感満点だ。


 そもそも今回のキューバ代表チームのコンディションは日本でいうならシーズン
前の3月ぐらいの状態だそうで、そういうチームに勝ったところで
多少の自信に
なるかもしれないが3月の本番で同じ状態で臨んでくる事がない
のは火を見る
よりも明らか。


 つまり今回の2試合は‘強化試合’とはいうものの親善試合の域を出ない代物
で、それが証拠に客寄せとしか思えない投手まで選出している事だろう。


 そういう選手を選んで臨む試合が真剣勝負ではないのは明らかで、にも拘らず
入場料が通常よりも高ければ客足が伸びないのは当たり前だしファンも しっかり
わきまえているのが分かる。

 プロ野球の主力選手が参加する代表戦はWBCしかないので、その準備の
ために
強化試合という名の親善試合を多く行うのは当然だし その事に付いて
とやかく
言う気はサラサラない。

 問題は真剣勝負ではないにも拘らず真剣勝負のように煽り立てて本大会並み
入場料を取るという事だ。

 プロ野球でもレギュラーシーズンゲームとプレシーズンゲームでは入場料から
違うのは当然だし、プレシーズンゲームを球場で観戦するファンは応援する
チームの
勝ち負けよりも調整具合をチェックしているわけだからレギュラーシー
ズン並みの
料金を取れば誰も行かないのは目に見えている。

 以前なら今の時期にレベルの高い相手との試合だから・・・という理由で飛び
つく
ファンが多かっただろうが、現在では真剣勝負か親善試合かというのを見抜
く目は
鋭いので内容のない花試合に高い金を払ってでも見たいというファンは
少数派に
なっている事の証明で それだけファンの見る目ができている証拠
だろう。


 愚か者の時計は止まっているというが、入場料が少々高くても国際試合なら・・・
という考えは時代錯誤も甚だしいという事だろう。

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