07夏の甲子園・第9日

 今日の結果

1:佐賀北9-1宇治山田商
 一昨日の再試合だが、佐賀が一昨日と同じ馬場が先発なの
に対し宇治山田はリリーフで登板した中井。
 3回に宇治山田は先頭打者が2ベースで出てバントと犠牲フ
ライで先制する。
 4回に佐賀はエラーで出たランナーを、2アウト後に連打で
返し1-1とする。
 宇治山田は、その裏に2本の内野安打でチャンスを作るが
4番がバスターエンドランをかけるものの、1塁手の正面をつき
ゲッツーになる。
 6回に佐賀は2本の2ベースとタイムリーで3点を勝ち越すと、
7回にも四死球と犠打野選でチャンスを広げ2本のタイムリーで
4点を挙げて勝負を決めた。
 佐賀が予定通り馬場ー久保の継投で来たのに対し、宇治山田
は中井の疲れが抜けきってなかったのかもしれない。
 一昨日‘勝ちを逃した’と書いたが、それを覆す見事な勝ち
っぷりだ。
 前橋商相手なら勝てる可能性は十分ある。

2:大垣日大5-3創価
 4回までに一方的に押しまくっていた大垣だが、あと1本が出
ずに無得点。しかし5回に2つの四球からチャンスを掴むと4安
打を集中して4点を奪う。
 こうなると大垣ペース。
 6回にもタイムリーで1点追加し、5-0。
 創価は8回に4安打を集中して3点を返すが、反撃もここまで。
 大垣の集中力の凄さが分った。

3:広陵14-2東福岡
 東福岡が勝つには、5点は取らないとマズイと思っていた。
 実際1回表は1点失った後のピンチを抑え‘勝負になる’と思わ
れたが、2回に短長打で1点を失った直後に2つの押し出しで流れは
広陵に。
 水落から小原へのスイッチは妥当だったが、少しタイミング的に
遅かった。
 東福岡は5回に2点を返すものの、反撃もここまで。
 広陵は6回以降も攻撃の手を緩めず18安打の猛攻で14点をあげた。
PS、実況の小野○アナが広陵の野村投手を‘西村、西村’と何度も
間違えていた。

4:聖光学院6-4青森山田
 初戦で報徳を完封した青森が断然有利だと思われていた。
 5回表まで青森は3安打するが後続がない。
 ところが5回裏に聖光は2アウトから満塁HRが出て、一気に流れを
掴むと青森が追い上げた直後にすかさず得点を重ね6-4で逃げ切った。

 明日の見どころ

1長崎日大ー京都外大西・継投の外大西とエースが完投した長崎の
            対戦。長崎が初戦と同じような戦いをすれば
            外大西もてこずるか?

2開星-楊志館・初戦を1人で投げぬいた投手同士のデキで、勝敗が左右
        される。

3常葉菊川-日南学園・初戦を猛打で突破した菊川断然有利だろう。
           日南学園は打ち合いに持ち込むしか勝機はない。

4前橋商-佐賀北・佐賀は連戦になるが、勢いが吉と出るか?
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