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BGMの大切さを実感して50年

 今から50年前は小4だったが近所に住んでいる友人Kクンは葬儀屋
の息子で葬儀屋の事務所が我々の溜り場だったのだが、この頃にK
クンはオープンリールのテープレコーダーを自由に使えるようにな
ったようで度々TV番組を録音して我々に聴かせていた。

 当時リアルタイムでOAされていた番組は当然ながら録画機など
ないので再放送までお預けだったのだが、テープレコーダーで番組
を録音すると映像こそ見られないものの前に見た番組を反芻する事
ができたので好評だった。

 収録していたのが仮面ライダーV3のハンマークラゲ編や人造人間
キカイダーの最終回だったので、これを聴いた後にヒーローごっこ
に興じていたのだ。

 そうすると何度も聴く事になるのでセリフだけでなくBGMも覚え
る事ができ、仮面ライダーV3やキカイダーのBGMを口ずさみながら
ヒーローごっこを行う事になって更に盛り上がる事になった。

 そう何もなく漠然とヒーローごっこをするよりもBGMをバックに
する方が盛り上がるし、特に東映ヒーロー作品は戦うシーンに主題
歌が流れていたのでレコードで主題歌などを流しながらヒーローご
っこをするようになる。

 ところがレコードは室内でないとかけられないので、室内でヒー
ローごっこを行って親達から‘うるさい’と度々怒られるようになった
のだった。

 その後ブルース・リーのカンフー映画がブームになり、ヒーロー
ごっこからカンフーごっこになった頃にカセットテープが出回り始
めた事もあってサントラテープを購入。

 そしてカンフーごっこを盛り上げるため、サントラテープは必須
になったのでBGMが盛り上がるという嚆矢は50年前だったのだ。

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