北島康介の引退レースなどで話題になった競泳の日本選手権が
10日で終わりリオ五輪の代表選手が決まると、17日には女子柔道
で唯一代表が決まってなかった78㌔級の代表が山部佳苗に決まる
などリオ五輪が近付いて来た感じである。
さて競泳の日本選手権で北島康介が100平泳ぎで準決勝で派遣
標準記録を突破しながら決勝では2位に入ったものの記録を突破
できずに最終的にリオ五輪の代表から落選した事について、一部
のファンやマスコミからは抗議が出たという話が話題になった。
競泳の日本選手権はアテネ五輪から決勝に残れるタイムを派遣
標準記録として設定し、このタイムを決勝で出して2位以内に入
るというのが代表への条件になってからメダルを量産し始めたの
だから優れたシステムという事になるだろう。
にも拘らず‘準決勝で派遣標準記録を突破したのだから’と
いう理由で北島を派遣するべきというのは決していいものでは
ないし、そういった理由で特例的に選出されても北島を貶める
だけで五輪出場はハードルが高いという証拠だろう。
つまり競泳の代表選考は例を見ないぐらい分かりやすいの
だが、そうなると今度はマラソンや柔道の代表選考が‘分かり
づらい'とケチが付くわけだ。
競泳やマラソン以外の陸上などは基本的に同一条件でタイムを
競うというものだが、マラソンの場合は最近の五輪が暑い時期に
行なわれるのに対して選考レースは冬場に開催されるし仮に夏に
一発選考レースをしようにも世界陸上があるため競泳のようなや
り方はしづらいだろう。
また柔道になると対外国人相手という要素が入るし、ロンドン
からは世界ランキング上位という規定があるので全日本選抜体重
別大会の一発選考というのは無理がある。
陸上のトラック& フィールドや競泳のように一発選考ができる
種目とできない種目があるのだからメディアもそれを十分考慮し
て報道するべきで、4年に1度しか興味を示さないライト層を説得
するだけの説得できるだけの理論武装をする必要があるし間違っ
てもライト層と一緒になって‘もっと分かりやすい選考法を’など
と騒ぐのはプロとして恥かしい事なのだから。